ちはやふる・最新233話のネタバレと感想｜BE LOVE3月号

2021年2月1日発売の「BE LOVE」3月号に掲載されている「ちはやふる」第233話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ちはやふる・第233話のネタバレ

周防は怒涛の四連取。

彼の圧に押されてか新のスピードは徐々に鈍ってきます。

周防はここにきて好調続きです。 後輩からそんな熱い想いが彼の快進撃に拍車をかけます。 “身体が思うように動かなくても、目が悪くても…周防にはかるたの世界にい続けてほしい…かるたの世界にしがみついてほしい…”そんな熱い視線が周防の背中には向けられていました。

一方で新は“祖父のかるた”の固定概念から抜け出すことができずに苦戦を強いられます。 事あるごとに「じいちゃんならどうするか」を考えてしまい、なかなか独自のかるたのスタイルを物にすることができない新。

祖父のかるただけでは周防に勝つことはできない…頭でそれは理解できていても、どうしても気持ちが「じいちゃんのかるたで勝ちたい」と吠えてしまいます。

自分のかるたを見失った新は、周防のみならず会場の圧にまで負け始めてしまいました。 まるで自分が小さな子供になったかのような気分になってしまう新…。

一方で周防は、「競技かるたを最強のまま去る」という確固たる思いを胸に着々と札を増やしていきます。

新の気持ちは完全に負けてしまっていました。

 

そしてクイーン戦のほうは―――。 勝ち星をひとつ奪われた詩暢ですが、冷静な対処で千早を追い詰めていきます。

かるたは札到達までのタイムを量る競技ではありません。 開いてより少しだけ早く札に到達すればいい…無駄な労力を必要とする必要はない。 クイーンの威風と世湯うを手放すことなく、千早の一歩先を歩み続けようとする冷静な詩暢。

流れは徐々に詩暢に傾き始めていきます。

 

千早はここで詩暢が嫌がるような札移動をしようか迷いますが、それよりもまずは自分がかるたを楽しむことが先決だと判断。 彼女は「失礼します」と一言告げた後、立ち上がって伸びをして深呼吸をしました。 千早の意外な行動に会場はどよつきます。

 

気持ちが完全に負けてしまっていた新でしたが、ふと顔を上に向けるとそこには真摯にこちらを見つめる太一の姿がありました。

新は思い出します。 自分が太一の夢を食い破ってここに上り詰めてきたのだということを…。

背中に背負うものを思い出した新は…ついに反撃開始。 名人・周防に食らいつくべく、今一度呼吸を整える新…その瞳の奥にはこれまでにない気迫が滲み始めます。

 

『ちはやふる』の最新話を無料で読むには？！

『ちはやふる』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

ちはやふる・第233話の感想

太一の登場が挑戦者たちの心に変化を及ぼしました。 特に新のほうは彼の登場がきっかけで快進撃を見せる予感ですね～。

千早は思い切った間の取り方をして会場をどよつかせていました。 中には「気品がない」と彼女を批判する実況者もいましたね。 挑戦者だからこそこうやって自由にできるのだと解説されていましたが、まさにその通りだと想います。 詩暢が背伸びして深呼吸までして間を取るなんてこと想像もつきませんからね（笑）

なんだか千早VS詩暢よりも周防VS新のほうが気になっちゃう展開です。 新たに買ってほしい気持ちはやまやまですが、かるた会を卒業しようとしている周防の背中も押してやりたいような…そんなヤキモキした気持ちですね。