傷だらけの悪魔・第328話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「傷だらけの悪魔」第328話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

傷だらけの悪魔・第328話のネタバレ

近藤の言葉に冷静な反論をしてくる小田切…。 時に切なげに、時に怒りを露わにし諭す彼女の様子は、さながら役者のようでした。

しかしそんな小田切に最もらしく言い伏せられて葛西たちは何も言い返せなくなってしまいます…。 どうやら舌ではあちらのほうが上手のようです。 歯を食いしばり、小田切たちを睨みつける事しかできない葛西…。

ふと彼女は小田切の背後にいる黒木に目がいき、途端に逆境しました。 彼の胸倉を掴み、お前だろ！どうせ栄のためとかそういう理由だろう！と物凄い形相で詰め寄っていきます。

近藤はそんな葛西を見てやや驚きますが止めようとはしません。

そして胸倉を掴まれた黒木は、否定することなく、そうだよ俺だよと短く答えました。

たったそれだけの一言ですが、近藤と葛西の心にはその言葉が重く圧し掛かります。

黒木は多くは語りません。 包み隠さず短く淡々と、本質的な回答をします。 “悪いとは思っているけれど、仕方なかった”

そんな彼の首根っこを掴んで、またそうやって一人で決めたのかと窘める一人の男子生徒。 彼はお前が揚力してくれって言ったんじゃないか！何かあったなら言え！なんで俺たちを信用しない！？と声を荒げてきます。

黒木は何も答えません。 やや険しい顔で沈黙を守ったままその男子生徒を見つめるだけです。

とここで、校内放送が流れてきました。 内容は…「落し物の案内」「剣道部の屋台の宣伝」そして最後に…「1年C組にて有志による特別展示が行われる」というものでした。

 

その頃、放送室では―――。 落し物の放送までありがとうね、あなた放送上手ね～と話す女性がありました。

マイクの前には、まじっすかやった～いえいえついでなんで…と笑う細目の男性の姿が―――…。

 

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傷だらけの悪魔・第328話の感想

引き続きヤキモキする展開が続いています。 この場は完全に小田切に支配されてしまいました。 もはや言い返す術のない葛西たちは、今度は黒木を責め始めます。 しかし当の黒木からは言い訳も謝罪もなく「仕方なかった」と淡々と真実を告げられてしまい…。 怒りの当てどころを見失ってしまった葛西たち…こんなんならまだ言い訳されたほうがマシですよね。 行き場のない怒りを、葛西たちはどうすることもできません…。 もはや後がないように思える葛西と近藤ですが、彼女たちが勝利を手にする日はやってくるのでしょうか…。

校内放送の内容も気になるところですね。 次回も見逃せません！