凪のお暇・第53話のネタバレと感想｜エレガンスイブ10月号

2021年8月26日発売の「エレガンスイブ」10月号に掲載されている「凪のお暇」第53話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

凪のお暇・第53話のネタバレ

うららの時計が怪奇現象を起こしている最中、凪とゴンはお出かけに行きます。吉永は上手く歯車がかみ合ったのね。と嬉しそうにしています。

一方で倉庫で市川を壁ドンしている慎二。急いで契約先に向かう市川を送る慎二は手を振りながらも自分のキャラ変に自分で驚いていました。

凪はクリーニング屋で歯車として上手く利用されています。また昔の頼られたら手を貸してしまうあの頃に戻ってしまう。と思いつつも、結局は自分でやった方が早いと心で呟きました。

家に帰ったら市川が慎二のプレゼンの録画を見ていました。そして市川が今日の交渉が上手くいかなかったことを病み、自分の大阪No1の記録はまぐれだ。と落ち込みます。

ご飯も作れない自分に嫌気がさし、出世の鬼と家庭の仏である両親になれない。と泣き出す市川。そんな市川を見て自分は歯車になりたくない。と思うものの、市川を抱きしめ、慎二は一緒にそんな家庭を作ろう。と言ってしまうのです。

けじめを付けなければ。と思い慎二は凪にテレビ通話をします。凪はすごく酔っていましたが、労働の後だから。と意気揚々としています。慎二は凪がクリーニング屋で働いていることを教えて貰いました。

2人で歯車要員の話で盛り上がる中、凪は自分がいなくても仕事は回ることに気付いたから、欲深く生きて生きたい。と主張し、車の運転が好きだ。と言います。

そして慎二も自分も欲深く生きる。と言い、凪の電話をまたね。と切るのでした。

翌日、カチコチの市川を見送った慎二。しかし予想にも反し市川のプレゼンは大成功。そして市川から電話が掛かってき、出世の鬼である母と家庭の仏の父に近付いた。と大喜びしています。

実は市川は大阪時代からこんな感じでやり手だったのです。みんなは裏で東京No1の座も危うくなってきた。と噂をしていました…。

 

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凪のお暇・第53話の感想

たしかに時計が狂うとなんか起きそうな気がするのはちょーわかる。 そして相変わらずテーマを元にみんなの出来事を書くのが本当に上手いですね。今回は歯車がテーマでした。

凪がいることで仕事が回りすぎて、周りが何もしなくなる。元々おかしい我聞の歯車が市川ちゃんに会うことで正常にハマって回り出している。

でもお互い知ってるんですよね、1個の歯車がなくなって、またそこの間に変わる歯車を補充するだけなことを。

しかし出世の鬼がお母さんで、家庭の仏がお父さんなのはめっちゃ驚いた。あわあわしているかと思ったら、完璧にやり終えるんだもの。

意外と我聞の歯車は、この子によって回されているのかと思うと逆にホッとしてしまう自分もいるんですよね。