凪のお暇・第56話のネタバレと感想｜エレガンスイブ2月号

「エレガンスイブ」2月号に掲載されている「凪のお暇」第56話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

スナックバブルの北の国ツアーが開催されるとの報告を受け喜ぶ凪。しかし慎二は頑なに参加しようとはしません。 今北海道へ行けば、現状から逃げてしまうと周りから思われてしまうからです。

"この状況から逃げないよ。男だから。"と彼はスナックバブルのみんなに言いました。

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まーくんは部活をサボったことを怒られ、父親に殴られていました。 まーくんにも事情があると母親はフォローしますが、"男なら逃げるんじゃない！"と父は聞く耳を持ちません。

泣きながら手当をしながらも父親を庇う母親に、まーくんは煩わしさを覚えました。

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愛恋は姉に原始人みたいに猫背で毎日動画編集して"女としてどうなの。"と言われています。

"教えてあげるから化粧してお嫁にいけ。じゃないと私みたいになるよ！"と姉に言われながら、その歯に着いた口紅を教えてくれない友達や男のために化粧をするなんてクソくらえだ。と思うのでした。

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東京では「可愛い営業職」という見出しで、この前のインタビュー記事が掲載されたことに円はショックを覚えています。

すると以前取引先の人に送った観葉植物が成長しているという写真が送られて来て、"こういうことを糧にしていこう。"と円は気を取り直して会社に戻りました。 しかしそのメールが社内でセクハラではないかと問題になってしまったのです。

メールには、観葉植物を円だと思って可愛がっている。と書かれていました。

セクハラではないと主張する男性陣と、セクハラだと主張する女性陣の間で"どうでもいい。"と円は思いますが、上手く答えないと敵が増えてしまうと察知します。

しかし上手く言葉に出来ず、結局は観葉植物を送った円が悪いということになってしまうのです。

そのことを落ち込み慎二に泣きつく円。

"もし私が女じゃなければ……。"と言った円に慎二は、今現在他己肯定を受けようとしているカワイイ女であることは度外視か？と考えます。

いっそこの場から逃げてしまいたい。そう考えた慎二は北海道への飛行機のチケットを買うのでした。

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凪がドアを開けるとそこに居たのはまーくんと愛恋。

煩わしさから逃げて来た2人と祖母は仲良くこたつを囲んでいたはずなのですが、何故か"男の方が辛いか・女の方が辛いか。"と言う議論に発展してしまいます。

その議論に終止符を打ったのは凪でした。

"今目の前にいるのは圧の権化ではない。相手を想像で責めるのは違うよ。"

"生きている人間全員辛いから、とりあえずご飯を食べよう。"とこたつを囲むのです。

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大大大大好きな漫画です。

いっつも初めにテーマが想定されて、そこから登場人物がいろいろな方向に向けて動いていくんですが、本当にありそうだなぁ。ってことがたくさん起きてて面白い。

みんな結局行きつく先は凪のところで、それもまた面白いんですけどね。

こうやって幼いころに圧倒的に自分を受け入れてくれるお姉さんが居たらよかったなぁ。なんて思いますけど、実際居たらうるさいわ！ってなってたのかな(笑)

凪はいつだって正論だからね。こっちが色んな意味で切なくなっちゃうもの(笑)

セクハラ議論が一番面白かった。文字では伝えにくかったのでぜひ見てください。

さて、次号のスナックバブルの北海道ツアー楽しみですね！慎二も期待。

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