凪のお暇・第50話のネタバレと感想｜エレガンスイブ2021年3月号

2021年1月26日発売の「エレガンスイブ」2021年3月号に掲載されている「凪のお暇」第49話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

凪のお暇・第50話のネタバレ

タピオカを喉に詰めらせた祖母は急遽病院へ。

母は凪とゴンを連れて実家に戻ります。 保守的な祖母がタピオカなんて飲むなんてありえないと思っていた凪。

その考えを詠んだのか、母は自分が煽ったと言います。

凪の留守中、虫を逃がした空をじっと見ていた母。 そんな母を見た祖母は昔の東京に憧れて空を見上げていた時の母と同じだと言います。

いつの話をしているのかと呆れながら、母は凪からもらってきたタピオカを食べていました。

すると、祖母は母に対し東京に未練があるのではないのかと聞きます。

東京で叶えたい夢があるなんてかぶれて、男選びも間違えて… 祖母は自分の旦那のみたいな人だけは選ぶなと言っていた様子。

なんと、祖母はゴンにそっくりだったのです。 母ができてすぐに捨てられた祖母。

しかし祖母の記憶はその逆で、泣いてすがってくる旦那を捨ててやったのだと自慢気に言います。

祖母は凪を見て、母の頃よりさらに女の生き方の選択肢が増えたように見えると言います。

選択肢が増えたように捻出しようとしていることが痛々しい。素材に対する冒涜。 引かれ合う血の絆を大切に生きていくのが一番の一択である。

偉そうに話す祖母に、母はついに我慢できずに文句を言います。

選択肢が増えるのが怖いだけ。 母はタピオカを差し出しながら凪の作るものもこのタピオカも、選べない自分を知っているから一生口にできないと挑発します。

その挑発に乗ってしまった祖母。 それで詰まらせてしまい病院に連れていくハメになったのです。

母は話し終えると、凪たちに通帳を渡します。 これで二人で遠くで幸せになってほしいと言う母。

そしてこんな家に帰ってきてくれた凪に感謝するのでした。

―――祖母の退院日。

和気あいあいと街の人々がやってきて集合写真を撮ります。

しかし凪の中には何か引っかかるものがありました。 母も祖母も目が真っ暗なのに、なぜこんな茶番に付き合っているのだろう。

そのとき、空気が悪いことを知るのです。

―――凪は通帳を母に渡し、このお金で東京に行ってほしいと言います。

母と祖母は少し離れるべきだと感じた凪。

その言葉で東京の凪の部屋にいる母は、ふと青い空を見上げるのでした―――

 

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凪のお暇・第50話の感想

親子の関係は切っても切れない関係ですし、一緒にいることが嫌でも我慢しないといけませんもんね。

だからこそ、母も祖母も目が真っ暗になってしまったのでしょうか。 母は分かりますが、なぜ祖母も目が真っ暗なのでしょう。 ずっと母に対して思っていたことがあるのでしょうか…。

母が東京でお暇する間、凪が祖母の面倒を見ることになりましたが… ここから、どうやって祖母の目に光を宿すのでしょうか。