凪のお暇・第55話のネタバレと感想｜エレガンスイブ1月号

2021年11月26日発売の「エレガンスイブ」1月号に掲載されている「凪のお暇」第55話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

働く女性へのインタビューとして、取材を受けている市川。

"女性として営業職を続けることの不安は？"との問いに対し、市川は自らの環境について語ります。市川の両親は母親が働き父親が働いていたため、市川は両親のような関係性に憧れていました。

インタビュアーはそんな市川に、"そのライフスタイルを理解してくれる男性は、少ないのでは？"と尋ねます。しかし市川は、"今のパートナーもそれを理解してくれており、プロポーズまでしてくれた。"と小声で言うと、丁度慎二がお茶を持って部屋に入ってきました。

市川にお茶を差し入れることになった経緯は、慎二が重役から頼まれたからでした。屈辱を感じながら慎二が給湯室で急須を洗っていると、社員達が"さっき市川が言っていたパートナーは、慎二のことか？"と尋ねてきます。

否定する慎二ですが、既に社員達の間では市川のパートナーは慎二ということがばれており、「今時の固定概念に縛られない尊敬に値する人」というイメージまで持たれてしまいます。慎二は従来の固定概念通りの家庭を求めているのですが、周りから固められてしまうともう何も言えません。

極めつけには、慎二の仕事まで市川に取られてしまう始末。慎二はすっかり興醒めしており、"所詮上層部の思惑で、市川は担がれているだけだろう。"と思っていました。

家に帰ると"他の人たちに、お偉い方に媚び売って仕事を得ているって言われている。"と市川が泣いて慎二に訴えてきます。自分が思っていたのと同じことを市川から言われ、固まる慎二。

慎二は市川を慰めながら、内心面倒くさいと感じてしまうのでした。しかし今市川と別れると、自分の株が下がってしまうという理由で別れることはできません。

すると市川仕事のメールが入って来ました。いい知らせだったことから速攻切り替えた市川に、"今自分と話していただろ。"と言った慎二。

"仕事は即レスが基本です。"と返した市川に、慎二は"俺と仕事どっちが―――"と言いかけてハッとします。慎二はとっさに言い訳をし、カフェへと向かいました。

"このままだと市川に何かが吸い取られてしまう。"慎二が一人で負のループに陥っていると、桃園からスナックで飲まないかという連絡がきます。

急いで桃園の元へ向かう慎二。"市川から解放された!"と喜ぶ慎二にママは、"慎二をこんなに追い詰めるなんて、逆にどんな彼女なのか。"と気になっている様子です。

するとスナックの店員の一人が戻ってきました。桃園は意味ありげに、"ここのボーイ見てびっくりするなよ。"と慎二に言います。

"まさか。"そう思った慎二の元に現れたのはゴンだったのです…。

慎二に彼女が出来たと知り喜ぶゴンは、凪と自分のお付き合いを応援してほしいとけん制をしました。

改めて慎二の相談に乗る一同。しかし本当の悩みを慎二がうやむやにしようとしたため、痺れを切らしたロンがネットで調べた結果、市川のインタビューの記事が掲載されていたのです。

隠してもしょうがないと思った慎二は、"働く父ちゃんに支える母ちゃん、そしてよく笑う子ども、そして揚げたてのからあげが食べたかった。自分の家とは正反対の家庭が欲しかった。"と白状します。

するとゴンが"凪の作った唐揚げは美味しいから、慎二は凪のことが忘れられないんだな！"と言い、慎二もそれに乗っかってしまい収集が付かなくなってしまいました。

するとロンが悪ノリで、凪にテレビ電話を繋ぎました。画面に映ったのはなんと半裸のまーくんで、その場は騒然となってしまいます。

一方凪は慌てた様子もなく、久しぶりにスナックのみんなと画面越しに会話できたことに嬉しさを感じています。どうやら近所の子とガンガン焼きを食べている最中にまーくんの服が汚れ、凪の家に連れて帰ったようです。

どっこいしょ水産の話をする凪。するとタロが乱入してきて、タロが店にいることに驚いた慎二は、"取引先の重鎮に恋バナを聞かれた。"と落ち込みました。

通話が終わった後、もやもやしてしまう慎二とゴン。

するとタロが"どっこいしょ水産がタブレット導入するらしく、候補に慎二の会社が上がっている。"と慎二に話しかけました。

タロは、"北海道一緒にいく？"と慎二を誘います…。

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相変わらず面白い。 今回はなんのテーマかなぁって思いながらいつも読み始めるのを楽しみにしています。

今回の我聞めちゃくちゃに可愛くなかったですか？ この人はああいう家庭で育ったからこそ、自分はいいお父さんになりたいと思ってたんですよね。だからこそ凪に母親の部分も求めていたし、家庭的な面も求めていたんだと思います。

ただ愛情表現の方法を知らずに来たから、あんな感じになっちゃっただけで(笑)

で、今回の相手に選ばれたのは市川ちゃん。まぁもうこれ丸め込まれてますよね、すでに。逃げれる？って状態にいると思います。市川ちゃん、やるなぁ。って感じですけど、彼女天然っぽいんで。

まぁ凪に会ってもらいましょうか、ひとまず。

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