ジゼルさんの血・第53話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「ジゼルさんの血」第53話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ジゼルさんの血・第53話のネタバレ

書籍以外にも様々な実験道具などが置いてある書斎で、ツイート夫人と話すジゼル。夫人にアイザックが日の光に当たれないことは知っているかと尋ねられ、ジゼルは"直接は聞いていないが気付いてはいる。"と返します。

屋敷の窓がカーテンで閉ざされていることから、アイザック以外の子達もそうなのだろうとジゼルは気付いていました。ツイート夫人によると、アイザック達は日の光に当たれば皮膚が焼けるような痛みに襲われ、半日も持たずに灰になってしまうようです。ジゼルはその時初めて、日の光が彼らにとって想像以上に毒であることを知ったのでした。

アンの死刑執行日についても夫人は語ります。その日は悪天候で日が出なかったため運良く逃れられたのだという夫人。ジゼルが不審に思っていると、夫人は"ジゼルは自分とも日が当たるときに会ったことないわね？"と微笑みます。

夫人が人間だと思っていたジゼルは、さらに訝しげに夫人を見つめますが、夫人は"自分が生きている年数を知れば驚くだろう。"と笑い出しました。そして薬の入った瓶を机の上に置き、"この薬をジゼルに飲ませるよう、レオから頼まれている。"と暴露します。

レオの家門であるペーツ家は彼らを保護し、彼らを利用しながら地位を築いてきたと説明する夫人。彼らには日の光の他にも最大の弱点があると夫人は言います。

それは彼らには生涯1人の伴侶を選ぶ習性があり、その伴侶が亡くなれば死を選ぶ、という弱点です。そのためペーツ家は彼らの血を利用して、伴侶になる普通の人間も彼らと同じ身体にしようと考えました。

そのため夫人が差し出した薬は、彼らと同じ身体になる効果があったのです。一方でレオは、絶対彼らと同じ身体になってはいけないというペーツ家の教えに従い、その薬を飲んでいませんでした。

"今この薬を飲んで生き残っているのは私だけというのを考えると、それほど良い人生ではないのは分かるわよね？"と笑う夫人。夫人の話を聞いてジゼルは薬を飲むことはできないと拒絶しますが、夫人は受け取って欲しいと薬をジゼルの手に持たせます。

"アイザックの人生を体験してみては？"と言う夫人に、ジゼルは困惑していました…。

 

一方でジゼルの部屋に来たものの、ジゼルがいないことを知るアイザック。"ベッドの上で待っていたらジゼルは喜んでくれるかも。"と思い待ちますが、ジゼルはなかなか戻ってきません。

するとお風呂から声が聞こえてきました。どうやらジゼルとアンは一緒にお風呂に入っているようです。

カーテンを開け、ジゼルをお風呂から引っ張り上げたアイザックは、なぜかアンを睨みます。怯えるアンに気付いたジゼルがアイザックを制止すると、アイザックは元に戻り落ち着きを取り戻しました。アイザックは、ジゼルを担いでお風呂場を後にするのでした…。

 

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ジゼルさんの血・第53話の感想

思った以上に展開しましたね。

夫人の伴侶はじゃあ誰よ？っていう素朴な疑問持っているんだけどこれ私がわかってないだけですか？だって亡くなったってこの前言ってなかったっけ？ってなってるんだけど…。

まぁアイザックの能力は更に特殊っぽいから、アイザックを殺さないためにもジゼルから取り入れるって話は理解できた。ジゼルがこの薬を飲んでしまえばアイザックと同じ血を持つんだよね。

1粒じゃ変わらん。って言ってたけど、ほんとに！？ってめっちゃ読みながら疑ってました(笑)

アイザックがジゼルに対してめっちゃくちゃ執着しているから普通に死ぬっていうのは理解できるけど、それが習性だとはなぁ。こうなるとアンも怪しい気がしなくもない。狙われているからね(笑)