エンドレス離婚・第41話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「エンドレス離婚」第41話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

家庭内別居をしていると話す母の表情は、家を出ていく前の紀子とよく似ていました。まだ実家の状況を飲み込めていない聡から紀子が出て行ったことを聞いた母は、聡をある場所に連れ出します。そこは地域の体育館のような場所で、大勢の人が集まっています。

両サイドにずらっと並んだ椅子に座るのは高齢の人ばかり。中央に空いたスペースでこれから発表会が始まりそうですが、引っ込み思案な母に限ってそんなことに参加するとは思えません。それなら一体なにが起きるんだと聡が待っていると、アナウンスが入りました。

"地域活性社交ダンスの会による1年間の集大成をご覧ください。" アナウンスと共に現れたのは、着飾った地域の高齢者たち。その中には水色のドレスを着た母の姿もありました。

運動会や飲み会で恥ずかしがっていた母とは思えず、聡は一瞬目を疑いました。しかし、どことなくぎこちなくて、リズムに乗れていないのは確かに母に間違いありません。思わずそんな母の姿に恥ずかしくなってしまいますが、たどたどしいながらも母はその場を思いっきり楽しんでいるように見えました。

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拍手を浴び、家へと帰った聡は"びっくりした。すごかったよ。"と母に声を掛けました。褒められた母は、昔と同じように少し恥ずかしそうに笑います。しかし聡から"活き活きしてる感じがしたよ。"と言われると、母は突然引き出しを漁りました。

母が取り出したのは絵葉書や俳句。中にはコンクールで優勝した作品もあります。聡は母の趣味を初めて見ましたが、実は1人だけ気付いている人がいました。紀子です。 祝儀袋に描かれた小さな花を見て、紀子は母が絵を描く趣味があることに気付きました。

その時、ふと母は"自分ってなんなんだろう。"と初めて考えました。子育てをするのは母だから、殴られて怒られるのは妻だから。役割の中で生きてきた母に、紀子の行動は振り返るきっかけをくれました。

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うーん、難しい話ですね。 社交ダンスを楽しんでいるお母さんの姿、とっても素敵でした！好きなことをしているときってどんな人でも輝いて見えますよね。だからこそ、みんな趣味を大事にするのですが……。 お母さんはそんな趣味をずっと我慢して、家族を支えてきたんですね。紀子が気付いてくれたときはきっとすごくうれしかったと思います。だからこそ、そんな趣味をさせてくれなかった夫に愛想を尽かしてしまったのかもしれませんね。 紀子と聡はどうなるのでしょうか？

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