エンドレス離婚・第42話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「エンドレス離婚」第42話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

社交ダンスに、絵葉書、俳句と様々な趣味を楽しむ母の姿に驚く聡。母に趣味を楽しむきっかけをくれたのは、祝儀袋に描いた小さな花に気付いた紀子です。そんな紀子に感謝を込めて、母は絵葉書を送りました。

それから何度か紀子と母は、絵葉書を交換していました。それを見た聡は、2人がそんなことをしていたとは知らなかったと驚きます。最後に来たのは"家族みんなが幸せでありますように。"と書かれた笑う4人の家族が描かれた絵ハガキ。それを見ながら聡はふとあることに気付きました。

"紀子が好きなことってなんだっけ？"。 思い返せば、家事や子どもの面倒を紀子は楽しそうにしていました。でも本当にそれは紀子が好きなことなのかと言われたら、聡にはわかりません。家族として長い時間一緒にいたのに聡は、紀子のことを「妻」や「母」としての役割越しにしか見ていませんでした。

家族と過ごしながら微笑んでいた紀子。一体その笑顔の裏にはどんな感情があったのでしょうか。 知らない紀子の苦しみに気付いた聡は涙を流します。

そんな聡の手を、母はぎゅっと握りました。そしてこれから若い2人なら、まだわかり合う時間はあると言い聞かせます。母の言葉に頷いた聡は、ふとポケットにあるものが入っていることに気が付きました。指先に触れたのは離婚届の切れ端。聡はそれを思いっきり破きました。

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その頃、紀子は子供たちを連れてタクシーに乗っていました。家に帰れないことを不安がる子供たちを見ながら、いつからこんな風になったのかと紀子は考え始めます。 思い返せば10年前。第1子出産目前のこと、たしかに聡は"最高の家庭を作ろう。"と笑っていました。そして、紀子もまた本気でそう思って、頷きました。

歯車がずれたのはたしか––––––⁉

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ようやく聡は本当の問題に気付きそうですね。 これまで家庭を顧みず働いて稼ぎの良い父親になろうとしたり、勘違いした父親像を叶えようとしたり、どこか独りよがりでした。しかし、今度こそちゃんと向き合う覚悟が出来たみたいです。 自分の理想が他人の理想とは限らないというのは難しいですね。今度のやり直しはうまくいくのでしょうか？

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