赤髪の白雪姫・特別編 後編のネタバレと感想｜LALA7月号

2022年5月24日発売の「LALA」6月号に掲載されている「赤髪の白雪姫」特別編 後編のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ようやく木々への想いに決心を決めたヒサメに、ゼンは口にも顔にも出さないことを約束しました。翌朝、そんなヒサメを起こしに現れたのは木々。珍しく寝坊をした様子のヒサメが昨夜、ミツヒデたちと過ごしたことを話すと木々も微笑み、散歩へ誘いました。

それから仕事の時間になると、木々が登城してきたのをゼンとミツヒデが見ています。昨夜ヒサメから想いを聞いただけあって、気まずい思いをしているミツヒデ。隣で仕事をする木々を気にしながら何を話していいかわからず、口を開けたり閉めたりすることしか出来ません。
ただミツヒデは自分が思った以上にヒサメのことを友人だと思っており、その想いの手助けをしたいと思っていることはわかります。

そうしてミツヒデがどぎまぎするような日を数日過ごすと、巡行の日がやってきました。出かけていくゼンとミツヒデの背中を見送るヒサメと木々。

いつもならそこに自分もいるのにと笑いながら、頼もしい2人の背中を木々は見送りました。その隣でヒサメが思い出すのは、2人と並ぶ木々の姿。それはヒサメにとっては当たり前の光景で、こうして2人の背中を木々と見送れるようになるのかが不安でした。

"ウィラントを出る時大丈夫なのか？"
いつもとは違う立場に変わったとき、ヒサメの隣にいるとなっても大丈夫なのかと木々にヒサメは聞きました。当たり前が当たり前じゃなくなる時、彼女はどうなるのだろうと不安混じりのヒサメの質問に木々は "隣にいてください"と答えます。

思ってもみない返事に思わずヒサメは木々に口づけました。
穏やかに緩やかに進むはずの2人の関係。ですが、信頼されているとも、隣に立つことを認められたともとれるヒサメの行動に木々は戸惑いながらも拒むことはしませんでした––––––。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

ついに特別編、完結ですね！
いやぁ、本編もどぎまぎする展開が多いですが、特別編もなかなかどぎまぎしましたね。ですが、本編よりも大人の恋愛って感じがしませんでしたか？ヒサメも木々も自分の立場をよく理解しているからこそ、あまり感情を表に出しません。しかし、心の中では誰よりも悩んで、誰よりも考えているあたりが大人っぽいですよね。最後の展開はさすがのヒサメもブレーキが利かなかったようですが！
さて、次回からは本編に戻ります。一体どんな展開を迎えるのでしょうか？