赤髪の白雪姫・第121話のネタバレと感想｜LaLa2月号

2020年12月23日発売の「LaLa」2号に掲載されている「赤髪の白雪姫」第121話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

赤髪の白雪姫・第121話のネタバレ

どこからか矢が飛んできた矢をよけそうとし崖から落ちてしまうエイセツ。

しかし、頭の中はカゲヤのことでいっぱいでした。

昔、エイセツは道端で蹲っている女性を見かけます。

これがカゲヤとエイセツの出会いでした。 カゲヤの焦げた服を見て、三日前の火事に居合わせた人だと察するエイセツ。

カゲヤは家事で当分仕事がなくなってしまい暇を告げられ出てきたのです。

追い出されたことにひどいと言うエイセツ。 何か手伝うことがあるのかと聞くと、カゲヤは庭を持っているのかと聞きます。

カゲヤは庭師をしていて、仕事を失った後他に雇ってくれる家がないか尋ねて回っていたのです。

お金が必要だと言うカゲヤ。 エイセツは何に使うのかと気になっていると、一年前に夫を亡くしたから心配をかけないためだと応えます。

カゲヤが明日また道端でうずくまるかもしれないのが嫌だと感じたエイセツは、自分の庭を提供するのです。

お金を貯めるのなら手助けをしようとあれこれやったエイセツ。 しかし、何を言っても何を贈ろうとしても夫人は球菌以外一切受け取りませんでした。

それでも何かできることがないかと探るエイセツ。 カゲヤはそんなエイセツに花の苗が欲しいと言います。

快く了承するエイセツ。 屋敷の庭は客人たちに評判でした。

カゲヤが熱心に手入れしたところを褒められると自分まで嬉しくなり、覚えた植物や果実の話なんかもしていました。

しかし、しばらくして噂を知ります。 その発端はカゲヤが前にいた屋敷の人間であり、使用人たちが虜になっていただの、自分に好意がありそうで誘惑されただの…

最悪なのはそんな品性のかけらもない話とひと組で、火事でカゲヤが去った後いくつかの経行が紛失しているとわかったと吹聴していた事でした。

噂は膨張していき、エイセツがカゲヤに夢中だという噂も…

その噂はカゲヤにも届き、戸惑うカゲヤでしたがエイセツは出ていかないでほしいと言います。

しかし、本当は出ていったほうがいいと思うエイセツ。 ある日、エイセツはある決断をしてカゲヤに給金の3年分を渡し出て行ってほしいと頼みます。

わざと嫌われるように言うエイセツ。 しかし、お金を受け取るカゲヤも見て心が波打ちます。

それからは父との折り合いも悪くなり、エイセツがカゲヤを厄介払いしたと飽きもせず噂されましたが、もうどうでもよくなってしまっていました。

 

―――目を覚ますと、そこには白雪たちがいました。

エイセツを追って崖を降りて来た三人。 エイセツの状況を聞いて、オビはここからは一緒に行くかと聞きます。

一度、役目を放棄して自分勝手に動いてしまったエイセツ。 改めて一緒に行きたい理由なんて思いついてもろくなものではないと言います。

白雪はそれでは初めて会った時と同じだと言います。 しかし、エイセツは自分のためにみんなといるしい離れると言って聞きません。

うずくなるエイセツに白雪は本当に行かないのならと手を差し出します。

ばちんとしてほしいと以前言われたことがあったエイセツ。 何も考えずやろうとした瞬間、白雪は「必要」だと言います。

エイセツの本心はエイセツのために必要。 背を丸めず立っているために。 その話を聞いてエイセツは白雪の手を掴み―――！？

 

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赤髪の白雪姫・第121話の感想

なんと、昔に出会っていたのですね！ しかも、カゲヤは庭師でエイセツの住み込みだったなんて… 追い出してしまったエイセツの気持ちはカゲヤに伝わっていないような気がしますが… カゲヤは一体何を考えているのでしょうか…。