違国日記•最新28話ネタバレと感想|FEEL YOUNG4月号

2020年3月6日発売の「FEEL YOUNG」4号に掲載されている「違国日記」第28話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

違国日記・第28話のネタバレ

朝は夜中、足がびくつき目が覚めます。 そして、夢から覚めた現実では自分の両親はもういない。 そんなことを実感し始めるのでした。

 

朝食を作る槙生から、バンドの作詞をやってみたらとすすめられますが、自らその話はしないでと遮断する朝。

そして無意識に日記に『なりたい自分になりたい』と書き、恥ずかしくなってしまい、日記を引き出しにしまうのでした。

 

 

学校ではカウンセラーが最近あった事や話したいことについて聞いてきますが、「夜中足がびくついて起きる」という他愛もない話をし始めます。

本当は自分の中に孤独があることに気が付いている朝ですが、自分からその孤独を大きくするのをやめていることに気が付きます。

 

孤独を大きくすれば自分の探すべきことは見つかるのだろうかとぼんやり考える朝。

 

 

帰宅すると、槙生は母親と電話をしています。 そして、朝の誕生日が過ぎてしまっていたことに焦る槙生。

朝は槙生の誕生日もやらなかったからそんな風習だと思ったと言いますが、 槙生は自分のも朝のもやること、そして共同生活を始めて1年がたったのでそれのお祝いもやろうと話し、やりたいことがあれば言ってほしいと言います。

朝は両親の事故現場や、朝を気にするカウンセラーを思い出し、やりたいことについて考えるのでした。

 

 

後日。 ジュノと帰り際歩いて行た槙生は、朝が大学入るまで頑張ると話しますが、関係はそんなにあっさり切れないのではというジュノ。

そして、家に帰った槙生はジュノの子供の写真を見て、自分の身の回りの大人も昔は小さかったのだと改めて思います。 そう考えると姉も死にたくなかっただろう、朝の成長した姿を見たかったのではと思う槙生。

 

朝は帰って来た槙生に、わざわざ親が死んだ日に何かするのは嫌だから、両親の誕生日にお祝いしたいと語ります。 朝の両親は誕生日が3日違いだったので、いつもその真ん中の日にお祝いをしていた様子。

槙生はそれを聞いて、その真ん中の日にケーキを買ってお祝いをしようと提案すると朝の顔が明るくなるのを感じます。

 

 

朝に初めて会った時、ベンチにもたれかかった朝はまるで砂漠の真ん中で孤独になっている様子であったことを思い出す槙生。

しかし、目の前にいる朝はなんとなく前へ進み始めているのではと感じます。

朝も朝で、見て見ぬふりをしていた孤独だけど、しっかり向き合って水を注げば花が咲くのだろうかと前向きに考え始めます。

 

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違国日記・第28話の感想

これまでの朝はずっと両親が亡くなったことに対して虚無になっていた様子でしたが、 しっかり向き合おうという姿勢を作れてきたのではないかなと思います。

それは不器用ながらしっかりと支えてくれている槙生がいるから。

確かに、そんな関係だったらジュノの言ったように、簡単に切れない関係だと思いますね。

読んでいるとクセになってしまう槙生と朝の関係性。 今後も見逃せません…。

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