わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ1巻(3章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第1巻3章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ1巻3章のネタバレ

清霞から高価な櫛をもらった美世は、感謝を伝えるために手作りの組み紐をプレゼントしようと決心します。 早速、ゆり江と糸を買いに行こうとする美世に、お守りを渡す清霞。

一方、人生で最も憂鬱な生活を送る幸次。幼い頃から美世のことが好きだった幸次は、美世をずっと虐げていた香耶と婚約しなければいけないことを不快に思うものの、表向きは好青年を演じます。 これは自尊心が強い香耶や、その母親・香乃子が美世に嫌がらせをしないようにとの想いからでした。

目当ての手芸店へ到着した美世とゆり江。 ゆり江に見守られながら、真剣に清霞に似合う糸を選ぶ美世は、誰かの喜ぶ顔を想像して何かをすることの楽しさを初めて知ったのでした。

そして、その幸せな時間を味わわせてくれた清霞に感謝します。

ようやく選び終えて商店を出た後、美世は塩を買いに行ったゆり江を一人で待つことに。 そこで香耶と幸次に遭遇してしまいます。

幸次の静止に構うことなく、美世にたっぷりと毒を含んだ嫌味を浴びせる香耶。 これまで長く植えつけられてきた恐怖で、うつむいて震えることしかできない美世をあざ笑うのでした。美世は必死で涙を堪えます。

そこへ、ゆり江が戻ってきます。ゆり江を美世の同僚と勘違いする香耶に対して訂正を入れ、美世は清霞の未来の奥様だと言うゆり江に、香耶は少し怯んだ様子。 そのまま幸次と立ち去りますが、香耶との遭遇をきっかけに、ゆり江が自分に対して不信感を持ったのではないかと美世は怖くなります。

その頃、斎森家を訪問していた清霞。 当主・真一に、美世と結婚する考えであることを伝え、美世への謝罪を要求します。

謝罪をしないのであれば、結納金は渡さないと脅す清霞。真一は回答を保留にします。 香耶と会った日から、自室に閉じこもるようになった美世。一週間ほど経った頃、美世が最も信頼していて、ある日突然解雇された斎森家の元使用人・花が美世を訪問します。

美世を励ますため、清霞が花を招待してくれたのだと知り、清霞のもとへ向かう美世。異能も教養もない自分は清霞にふさわしくないのだと全てを打ち明け、手作りの組み紐を渡します。そんな美世に清霞は正式に結婚しようと思っていることを伝え、優しく抱擁するのでした。

花の送迎を手伝った清霞の部下・五条をもてなした日のこと。 いつものごとく、美世は悪夢にうなされます。偶然その場に居合わせた清霞は、その悪夢が異能を持つものの仕業ではないかと疑うのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説1巻3章の感想

ようやく、美世が清霞に自分の想いを打ち明けられました。 斎森家や辰石家の当主と違って、ちゃんと美世の人柄を見てくれる清霞は本当に素敵な人ですね。

言葉や態度ではっきりと愛情を示してくれる清霞のおかげで、美世はこれからどんどん自分に自信を持てそうですし、幸せな生活を送れそうな予感。斎森家に対して自分が美世の味方であると示してくれたこと、花を呼び寄せてくれたことなど、全ての言動から美世への愛情が伝わってきます。

今後二人がどのように関係を育んでいくのか、楽しみながら読み進めていきたいと思います。