十億のアレ～吉原イチの花魁～・第40話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ シーモア

「シーモア」に掲載されている「十億のアレ～吉原イチの花魁～」第40話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

あの事件のあと、糀谷はすっかり普通の客になりました。騒ぐことも、暴れることもないとても良い客。そんな糀谷を見送りながらアザミは、希望を捨てます。男にも未来にも期待することない。そう決めたアザミの前に現れたのは新たな客、辻井です。

女性経験を積ませるためにと吉原に連れて来られた辻井の息子は、抵抗しながらも結局アザミの客になりました。しかし、吉原にも問題があります。それはある議員による吉原廃止案。そんなことさせないと企む楼主の元に、ある人物が訪れました。

三倉を伴って、訪問者の前に訪れた楼主。
2人の前に現れたのは安楽、そして死んだはずの汐織でした。

騙されるような形で吉原に入ったアザミにとって糀谷は大事な客で、それ以上に心の支えでもあったはずです。でもそんな糀谷があんな事件を起こしたのに、平然としているのを見たら、それは絶望しますよね。 もしかしたらココから出してくれるかもしれない、自分を愛してくれるかもしれないと期待したはずのアザミを糀谷はあっさり裏切りました。しかもその上でまだ遊女としてのアザミを買い続けます。アザミが絶望するのも当然、希望を諦めるのも当然のはずです。糀谷のせいで深い傷を負ったアザミ。この傷を癒してくれるのは一体誰なのでしょうか？

それにしても今回は新展開が目白押しでしたね。まず一つ目は吉原廃止案。たしかにこれだけ大規模な風俗街の存在を認め続けることは国にとっても汚点になることがあります。それに吉原を廃止するというニュースなら他の黒いニュースを掻き消すには十分な話題。必死な議員はあらゆる手段を行使して、黒いニュースを隠しますから、吉原もその餌食になりそうです。

しかし、そこに現れた辻井という新たな客。この存在は嵐の目になりそうですよ。そして、もう一つは三倉の前に現れた汐織、一体なぜ彼女は生きていたのでしょうか？そして、なぜ今更三倉の前に現れたのでしょうか？この謎は次第に明らかになっていくはずです。

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これからの展開が楽しみになる内容でしたね！アザミは傷ついているし、三倉の前に汐織は出てきちゃうし、吉原は廃止されそうだし、新しい客は出てきちゃうし。もうこれからどうなっていくのでしょうか？物語最大の事件が巻き起こる予感がしませんか？これからが楽しみですね！

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