「わたしの幸せな結婚」小説版・第3巻2章のネタバレと感想です。
文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！
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目次
わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ3巻2章のネタバレ
汽車で半日ほどかけて、正清たちの住む久堂家の別邸へ向かいます。
美世は緊張のあまり強張った表情のまま動くことができず、水すら飲もうとしません。
葉月は先約で来られず。残念がる美世に清霞はお土産を買っていこうと提案します。
到着したのは、温泉地として栄え始めた町の駅。自然に囲まれた場所で夏は避暑地となるため、久堂家の他にも富者たちの別荘があります。
駅で三人を迎えてくれたのは、久堂家別邸の管理人兼執事・笹木でした。
笹木の運転で到着した別邸は洋風の木造住宅。出迎えてくれた多くの使用人の中心にいたのは、上品できれいなドレスを来た清霞の母・芙由でした。
嬉しそうに芙由に挨拶をする正清ですが、それとは対照的に不機嫌な表情で冷たい態度を取る芙由。
美世は二人の温度差を感じます。芙由と清霞との会話も他人行儀です。意を決して美世が挨拶をしますが、芙由は無視。
「みすぼらしい付き人」など美世の生い立ちに対する批判的な言葉を並べます。
まるで汚いものを見るかのように美世を一瞥する芙由。我慢ができなくなった清霞は怒りを露わにします。
それでも反省せず、久堂家の嫁には認めないと言う芙由に対し、今度美世に何か言ったら殺すと強くけん制する清霞なのでした。
その後、15分ほど歩いた先にある村の様子を見に行くと言う清霞。美世も同行します。
今回清霞が命じられたのは妙な怪奇現象の調査で、角の生えた大柄な鬼のような影が目撃されているのだと言います。
異形は人々から恐れられるほど力を増すため、早めの対処が必要なのだそう。
もし異形でないにしても、単なる噂話が本当に異形を生み出してしまうことがあるため、早急に解決すべきなのだと言います。
二人は住民から話を聞くために、村の雑貨屋へ。
そこでは、木を狩りに行った人が化け物をみた、村はずれの小屋によそ者が出入りしているといった情報を手に入れます。
そして、美世は小さな木彫りの動物の置物を気に入り、お土産に買っていくのでした。
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わたしの幸せな結婚・小説3巻2章の感想
予想していたより何倍も、芙由の性格が悪くて驚きました。せっかくもう一度母親と向き合おうとしていた清霞ですが、かなり難しそうですね。
大事な婚約者をここまで貶されては、誰でも我慢できないでしょう。
芙由のことを母親だと思ったことはないと言った清霞の気持ちが分かります。
こんな相手でも、できれば仲良くしたいと言える美世は強い人間だなと思いました。
さて、清霞の任務はどうやら大きな鬼が関わってくるようです。
運悪く遭遇してしまったら、かなり危険な状況になりそうですね。前回のように、清霞の命が危ぶまれるような事態にならないことを願いたいと思います。
