わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ5巻(2章)と感想

「わたしの幸せな結婚」小説版・第5巻2章のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

わたしの幸せな結婚・小説ネタバレ5巻2章のネタバレ

美世は堯人と共に宮城(きゅうじょう)へ匿われることに。

そもそも異能心教が帝を拉致したのは権威を握るためであり、その次に実権を握る堯人を葬ることで異能心教は帝の元で国を牛耳れることが可能になります。 そして夢見のちからがある美世を奪えば世を制したも同然。

清霞も美世と堯人を同時に匿ったほうが合理的だと考え、部下の五道、上司の大海渡と準備をすすめるのでした。

 

宮城に向かう朝、美世は若い頃の甘水と母の澄美が話している夢を見ますが、甘水が美世に気がついたところで目を覚ましてしまいます。 変な夢だと思いつつも、準備でバタバタしてしまいそれを清霞に伝えられなかった美世。

 

美世は厳重な警備をされている宮城へ清霞、ゆり江、葉月、そして身辺警備をしてくれる美世の従兄である新と共に向かうのでした。

清霞は新と美世との接触をあまり快く思わなかったものの、それを許可したのはよほど異能心教が手強いのだろうと美世は察します。 （薄刃系統の異能は甘水と同じく精神に作用するものであるから強力だという理由から）

美世は結界が張られている宮城の敷地内から出てはいけない、知人でも事前に許可が無いものを招いてはいけないと念を押されます。

美世は頷き、ゆり江、葉月、新と荷解きを始め、清霞は仕事に戻るのでした。

 

仕事に戻った清霞は、婚約者を警護できないのは辛いですねと五道に茶化されながらも、先日の異能心教の報告を受けます。 どうやら誰にでも見えていた異形は普通のものではなく、異能も効きにくい特殊なものだそう。

 

そんな異形で攻められたら厄介だと清霞は思うのでした。

その後、清霞は薫子から面会を申し込まれ、美世に配慮しつつ距離をとって応じます。 薫子が話してきたのは異能心教についてでした。

実は以前、薫子の父親は甘水に人質に取られたと聞き、薫子は異能心教を信じてしまったのです。 清霞はそれを聞き、それほどまでに甘水の異能は人の精神に取り入れられるのだなと感じます。

結局、父親は人質に取られておらず薫子は混乱してしまったのでした。

清霞は異能心教がすでに国の中枢に入り込んでいることを薫子に伝えると、薫子は自分はとんでもない裏切りをしてしまったのだと自覚するのでした。

 

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わたしの幸せな結婚・小説5巻2章の感想

ついに宮城入りした美世。 豪華な食事に舌鼓を打つシーンもあり、なんだかんだ周りに恵まれて、囲われていても幸せそうな美世。 今後は何もなければいいのですが、甘水はとっても厄介そうですね。

ラストでは薫子は清霞といろいろ話すのですが、清霞が、もし薫子と結婚していても美世のように深くは想えないと考えていたところになんだかジーンときてしまいました。 やっぱり外面はクールでも美世にぞっこんな清霞…しかも元婚約者の薫子と距離をとって会話するところとか素敵すぎます！！笑