甘く濡れる嘘・第51話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第51話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

甘く濡れる嘘・第51話のネタバレ

泣き出した円香を見て、途端に面倒くさくなる寧史。不意にハッとなり、寧史は過去に自分が円香に言った言葉を思い出します。

結婚して嫌なことがあれば教えてほしい。 その時は子供を引き取って実家に帰る。 円香を解放するから…。

円香が泣いた意味を察して、"逃げたいとか、解放されたいとは思っていない。"と言った寧史。その言葉に円香は、"私が寧史を縛り付けているみたいに言わないで。"と返しました。

子供は親2人の責任にも関わらず、寧史は自分だけ被害者ぶっている、と円香は指摘します。それに対し、円香も被害者だからこそ、子供のために好きでもない男と暮らす必要はないと寧史は言いました。

しかし寧史のことを好きになりかけていた円香は、再び泣き始めます。それに対し至って冷静な寧史。"黒木が今結婚を申し込んできたら断るのか？"という寧史に対し、円香は断れると返します。

 

いくらもしもの話をしても、もう里英は寧史の元には戻ってきません。それは里英に未練があるからなのか、円香が未だに黒木を好きだと思っているからなのか分からなくなった寧史。寧史は円香に謝り"もう寝よう。"と切り替えました。

"好きになりかけているではなくて、寧史のことが好き。だから突き放さないで。"と言った円香を寧史は優しく抱きしめながら、自分達の記憶から黒木と里英の記憶が抜け落ちることを願うのです…。

 

次の日の朝、寧史のアラームで目が覚めた円香。寧史はアラームを止めた後再び眠りにつきました。それを円香は見逃さず、寧史の携帯を持ち違う場所へと移動し連絡先を見てしまいます。そこに里英の番号が復活していることに気付き、円香は歯ぎしりをしていました…。

それから日は過ぎ、2人は新居を探し始めています。2人が不動産へ行くと、"円香の父から、いくつかマンションをピックアップしてほしいと頼まれていた。"とスタッフから物件の資料を渡されます。

資料によると家賃が月30万円など、どれも到底支払えるはずない物件ばかりで寧史は怪訝な顔をします。しかし"パパが半分援助してくれるから大丈夫。"と当たり前の様に返す円香。2人は資料だけ貰ってその場を後にしました。

 

寧史は円香に、"親と確執があるなら、金銭的援助を受けるべきではないのでは。"と助言をします。"金銭的にも精神的にも頼ってしまうと、後々キツくなる。"と続ける寧史。しかし円香は、両親にできることはお金を出すことくらいしかないと思っている様子です。

それに対し寧史は、円香と子供くらい自分の稼ぎだけで充分養えると円香を説得します。2人は2人だけの力で生きていくことを決意するのでした…。最近は毎日が穏やかで、寧史も円香と結婚したら幸せになるのではないかと思い始めていたのです。

そう思っていた矢先、偶然信号待ちの里英と黒木が仲よさげに微笑んでいるのを見た寧史。

前は里英の隣には自分が居て、黒木の凍った顔を見て勝ったと思い込んでいたけど、結局何も黒木から奪うことなんてできなかったと寧史は思います。

円香に里英と黒木の姿を見せないように寧史は先を促しますが、その姿を円香も見ていたのです…。

 

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甘く濡れる嘘・第51話の感想

この漫画ほんとに嫌いでね（嫌い嫌いいいながら見てしまうから多分ほんとは好きなんだと思う。）

特に寧史と円香を見ているともーイライライライラするんですよ。めちゃくちゃにめんどくさい2人がくっつくとこないなんのか！？って怒ってしまうぐらいもどかしい。

もう別れればいいやん！って思うんだけど、お互いが何のプライドを持って、どんなプライドが邪魔してるんかしらんけど別れないんですよ(笑)

生まれてくる子供が不憫でならないわ。個々には愛されるのかもしれないんだけど、夫婦としての愛情は随分といびつだからなぁ・・・。円香の家もそんな感じだし、円香はそれが当たり前。みたいな感覚だからこのあたりがまたややこしい。

お互いとことん腹割って話しても、結局寧史が逃げるから、多分悪いのは寧史ってことで(笑)