私たちはどうかしている・第23話のネタバレと感想｜BE LOVE

「BE LOVE」に掲載されている「私たちはどうかしている」第23話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

私たちはどうかしている・第23話のネタバレ

昨日まで隣にいた人でも簡単に切り離せる椿。 分かっていたのに、自分は椿に何を期待していたのだろうと考える七桜。

その頃、今日子は城島に良い仕事をしてくれたと言ってお金を渡します。 二人の結婚を止めさせたい今日子と、椿を潰したい城島は協力関係にあります。

ほのかに漂ってくる小豆を拓香をいい香りだと言う今日子に、この香りが嫌いだと城島は言うのでした。

 

幼い頃から、父親は和菓子作りに忙しく、それを寂しく思っていた城島。 高校生になるとグレた城島は、大きな利益にならない和菓子作りをする両親を見て、バカバカしいと思うのでした。

もっといい家に生まれていたら、人生変わっていたのに、と。

ある日、学校ですれ違いざまにぶつかった男子生徒から、和菓子屋のことをバカにされて殴り掛かります。 相手を骨折させてしまった城島は退学になってしまってもおかしくなかったのですが、実は母親が毎日相手の家へ謝罪に行ってくれたおかげで、一か月の停学処分で済みます。

なぜ自分に怒らないのかと聞く城島に、母親はさびしい思いをさせてきたことを謝罪。 でも家族のために朝から晩まで必死に和菓子を作る父親が愛おしいのだと語る母親の話を聞いて、城島は父親から和菓子作りを学ぼうと決心します。

自分の過去の夢を見た城島。 七桜のもとへ向かうと、再び自分の部屋へと誘います。

城島の部屋にへ行くと決めた七桜ですが、その時に城島がお金の入った封筒を落としたのを目撃します。

 

その頃、椿は多喜川の紹介で音羽百貨店の担当者から、和菓子の催しに出席してほしいと依頼を受けます。

三年前の四越での催しで、初めて光月庵のお菓子を食べて好きになったのだと言う担当者。

そのとき参加していた”しまや”という小さな店の話を多喜川がすると、何かに気付いた様子の椿。実はその店は潰れてしまったのだと、多喜川から聞かされます。

一方、城島の後を付けてきた七桜。 城島は借金の返済をしているようですが、全然足りないと怒鳴られ、掴みかかられます。すると、大事な職人に何をするのだと七桜が庇いに入るのでした。

 

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私たちはどうかしている・第23話の感想

城島と今日子の思惑通り、七桜と椿の間にまた距離ができてしまったようですね…。今回は城島の過去の話が少しずつ分かってきました。

もともと、両親のお菓子作りにあまりポジティブな考えが持てなかった城島ですが、父親がお菓子作りを本当に愛していることを知り、自分も父親からお菓子作りを学ぼうと思うようになった城島。城島の心境の変化や母親の夫と子を想う気持ちが伝わってくるエピソードで、とても感動しました！ここから「しまや」が潰れてしまうまでに、どんな出来事があったのか気になります。

そして、どうやら城島は今日子からもらったお金を借金返済に充てているようですね。「しまや」が潰れたことと関係があるのでしょうか？第24話でこの辺りが明確になることを楽しみに、読み進めていきたいと思います！