顔に泥を塗る・第13話のネタバレと感想｜ゼノン

「ゼノン」に掲載されている「顔に泥を塗る」第13話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

顔に泥を塗る・第13話のネタバレ

イヴを呼び出し、はるから連絡があったことを話す美紅。 はるからのメッセージには家を追い出したことに対する謝罪は一切なく、ただ「反省した？カギはポストにあるから」という一言だけだったことを話します。

まるで昨日の喧嘩は一方的に美紅だけが悪いかのような言い回しにモヤモヤしてしまったと話す美紅。

イヴはその話を聞いて明らかに怒った顔をしています。

美紅はこんな愚痴で勢いで呼び出してしまったことにたいしてイヴが怒っているのかと勘違いし、すぐに謝りました。

しかしイヴが怒っているのは美紅に対してではなく、はるに対してだったとわかり、美紅はホッとします。

イヴは美紅が怒れる場所に連れて行ってやると言って彼女を連れ出しました。

 

着いた先は…バッティングセンターです。 生まれてこの方バッティングセンターなんて来たことがない美紅は戸惑いますが、イヴはおかまいなしに彼女にバットを持たせてきます。

飛んできたボールを美紅が感じているモヤモヤだと思って打てばいいと言われ、美紅は無茶ぶりだよと言います。 しかしイヴは夜中に彼女を家から追い出す男の方が無茶ぶりだよと的確な答えを返してきました。

しっかりと目を開けて問題から目を逸らさないようにバットを振り抜かなければ 一生打てないままだ。とイヴは美紅の心を揺さぶるような一言を投げかけつづけてきました。

美紅はかつてはるにクレンジングオイルを頭からかけられたことを思い出しました。 あの時は町で知り合った男の子とご飯に行ってしまいメイクまでしてもらってしまった自分が悪いと美紅は考えていました。 しかしよくよく思い出してみれば、はるは「男と食事に行った」ことではなく「派手なメイクをしていた」ことにたいして怒っていたのでした。

その思い出が着火剤になったかのように、美紅は次々とはるからの理不尽な強要を思い出し始めます。

結局、はるは美紅のことが好きなのではなく、地味で従順な女が好きなだけだったのです。 自分の好みを美紅に押し付けているだけ…そのことに気が付いた彼女は、心の底から怒りが湧き上がってきました。

美紅はムカツク！と叫びながらボールを打ち返します。 心のモヤモヤを晴らすかのようにボールを打ちまくる美紅。

そして最後には、いつも美紅のためって言ってるけど、全部自分のためじゃん…と呟きます。

ボールを打ち終えた美紅…心はすっきりしましたが、見ないふりをしていたはるの嫌なところに気付いてしまい大きなショックも受けていました。

イヴはそんな彼女に、気付かないふりをしても傷はついていく。痛いなら痛いと言わないといつのまにか傷だらけになってしまうよと言葉をかけます。

美紅はそれに一言うんと答えるのでした。

 

美紅はその後こっそりとはるの家にもどり、自分の荷物をまとめて出ていきます。

 

『顔に泥を塗る』の最新話を無料で読むには？！

『顔に泥を塗る』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

顔に泥を塗る・第13話の感想

ついに美紅が自分の本当の気持ちに気が付き、向き合う決意をしたようです。 このままはるとは決別するのか…と思いきや、どうしてもまだ嫌いになりきることはできないようですね。 これは未練でしょうか、ただの執着でしょうか…どちらにしてもそれを「愛」と呼ぶのはちょっと難しい気がしますね。 「イヴじゃんだめなの！？」読者全員がそうツッコミをいれてることでしょうね…。