顔に泥を塗る・第22,23,24話のネタバレと感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「顔に泥を塗る」第22,23,24話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

悠久が「真っ赤な口紅」を嫌う理由が明らかに……。

"化粧は女の武器だ。"
それは、キャリアウーマンとして働く悠久の母親の口癖でした。

悠久の母親は、どこにいても他の母親たちより一際目立っていました。
明るい色のパンツスーツに、真っ赤な口紅。
綺麗・パワフル・できる女……そんな雰囲気を感じさせる悠久の母親は、同級生たちの間でも話題になるほどでした。

幼少期悠久は家の家事を手伝うことで忙しい母親を支えようとしましたが、父親は家事には非協力的でした。

ある日の夕飯が出前の寿司だっただけで、父親は文句を言って仕事に戻ってしまいます。 去り際に、"派手な口紅に好きな服を着て好きな仕事をして、さぞかし人生が楽しいだろうな！"と捨て台詞を吐き捨てる父親……。

心のない言葉に涙を流す母を、悠久は必死で慰めました。
"お母さんの赤い口紅は、誰にも負けないための武器なんでしょ！"と……。

しかし内心では、父親の言葉にも共感できてしまう悠久なのでした。

しかしその後、母親が不倫をするようになり、悠久の態度は一変します。
見知らぬ男と車内でキスをする母の姿を目撃した悠久は、赤い口紅は汚い女の色だと認識するようになっていったのです。

赤い口紅をつけたがる美紅を、どうしても受け入れられない悠久……。

美紅は、レストランで悠久と食事をとっています。
しかし派手なメイクをしたがる自分を良く思っていない悠久との会話は、まったく楽しくありませんでした。

コスメの話をしたところで悠久はまともに聞かないし、すぐに話題を変えてくるからです。

それでも昔のように美紅のメイクを全否定しないだけでも、悠久の努力は窺えました。
今はこれ以上望むことなんてない……そう考えようとする美紅ですが、頭に浮かぶのは美紅の赤いリップが好きだと言ってくれるイヴの笑顔です。

美紅は思い切って自分の今のメイクをどう思うか悠久に尋ねます。
すると悠久はやはり美紅のメイクを良く思っていない様子でした。

溜まりかねた美紅は、"メイクをしている今の自分がありのままの自分なのだから、それを理解してほしい。"と悠久に思いをぶつけます。 怒りを露わにする美紅の姿が自分の母親の姿と重なった悠久は、再び赤いリップは嫌いなんだと告げてくるのでした。

美紅は、"これ以上私の心に泥を塗らないで。"と言い捨てて、悠久に別れを切り出します。

悠久と別れた矢先、意外な人物と再会する美紅……。

一週間後―――。

美紅は悠久との付き合いに決着をつけたつもりでいましたが、まわりはそうではありませんでした。
母親は弁護士で、6年間も付き合った悠久を振った美紅のことが理解できない様子です。

そんな母親との衝突も増えていってしまう美紅。

仕事帰り―――ついまたコスメ売り場に立ち寄ってしまう美紅。
一人でコスメを見ていると、カップルで売り場にきている人たちのことがどうしても羨ましくなってしまいます。

ふと、アイシャドウ選びに悩んでいるカップルの声が聞こえてきました。
男性は女性に対して、"持っているだけで幸せになれるんだからどっちの色も買ったらいいよ！"と言ってあげています。

なんて素敵な会話なんだろう……そう思った美紅が振り返ると、そこにいたのはなんと、イヴなのでした。

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本記事では「顔に泥を塗る」の22話・23話・24話をまとめました。

ついに別れを切り出した美紅。
悠久の方はまだ話し合いたいという態度をとっていましたが、美紅の心は完全に悠久から離れてしまっているようです。

そんな最中、イヴとの再会！
これは熱すぎる展開です！

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