オークの樹の下・第46話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第43話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

マクシーが子猫を飼う

リフタンが帰還してからというもの、マクシーは事あるごとにリフタンに愛されているようです。しかし、なんだかんだでリフタンのことを拒絶しないあたり、マクシーもまんざらではない様子。

そんな中、リフタンが馬小屋で子猫を3匹見つけます。どうやら母親に見捨てられてしまったらしく、どの子もやせ細っていました。

リフタンはマクシーが動物好きであることを考慮して、城内で子猫を飼う提案をしてくれます。喜ぶマクシー。マクシーの注目は一気に子猫に寄せられ、リフタンは若干の嫉妬心を抱いているように見えました。

子猫たちは暖炉のある温かい部屋に迎え入れられ、ミルクを与えられます。子猫の世話をやくリフタンの姿を、微笑ましく見守るマクシー。穏やかな時間がそこには流れていました。

マクシーとリフタンは幼少期に出会っている？

今回は、父親に隠れてクロイソ城で動物と戯れるマクシーのことを、遠目から眺める見知らぬ少年の姿が描かれている回想シーンがありました。やけにゴワゴワとした力強い手は、どことなくリフタンの雄々しい肉体を彷彿とさせます。もしかしたらリフタンは、幼少期にクロイソ城に閉じ込められていたマクシーのことを以前から知っていたのではないでしょうか。

やけにマクシーに就寝していた理由にも説明が付く

マクシーは赤毛でそばかす顔、おまけに吃音症を患っています。誰もが憧れるような絶世の美女とは程遠い容姿をしていました。しかし、そんなマクシーに対して、なぜかリフタンは出会った当初からかなりご執心の様子でしたよね。会ったばかりのマクシーに対してこれほどまでに好意を寄せるのには、何か理由がないと不自然です。もし、リフタンが幼少期から動物好きのマクシーに惹かれていたとしたら、結婚当初のリフタンの行動には説明がつきます。

ドラゴン討伐もマクシーのため？

結婚後、リフタンはすぐにドラゴン討伐の遠征へと出向いてしまい、実に3年間もマクシーを放置していました。そしてドラゴン討伐を成功させて帰還したかと思えば、今度は奪うようにしてクロイソ城からカリプス城へマクシーを連れ帰ってしまったのです。もしかしたらドラゴン討伐は、富と名声を得て田舎のカリプス城にマクシーを迎え入れるための、下準備だったのかもしれません。

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もし、リフタンが幼少期のマクシーを知っていたのなら熱い展開です。リフタンはマクシーが一族から虐げられているのを知っても尚、マクシーのことを求めているわけですからね。

マクシー的には自分が一般の貴族の娘のように華々しい生活をおくっていなかったことに、ずっと後ろめたさを感じています。リフタンに全てを打ち明けることができるのだとすれば、リフタンとマクシーの夫婦仲はより強固なものになっていくでしょう。

ただ、もしリフタンが以前からマクシーを知っていたのなら、なぜそれを黙っているのかが疑問です。だからといって回想シーンで出てきた少年らしき姿は一体誰なのか？という話になります。