顔に泥を塗る・第37，38話のネタバレと感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」で配信されている「顔に泥を塗る」第37,38話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

【37話】美紅の実家に泊まることになったイヴだが、女の子だと勘違いされてしまい……！？

美紅が足を捻ってしまったため、母親が駅まで彼女を迎えにきます。
すると母親は同行していたイヴに対して、"今日はもう遅いし危ないからウチに泊まっていきなさい！"とやや強めの口調で勧めていました。

戸惑うイヴですが、この場はその言葉に甘えさせてもらうことにします。

美紅の母親は明るい人物でした。
イヴに対して根掘り葉掘り質問攻めをしかけてきます。

そんな中で、イヴが難関大学の心理学部に通っていることを知った一行。

実は蒼太も心理学部希望らしいのですが、最近は受験ノイローゼなのか急に大学進学への意欲が無くなっていると母親が漏らしてきました。

母親は男なんだからしっかりと蒼汰にも学歴を持たせたいと考えているようですが、どうやら蒼汰と母親の意見にはやや食い違いがあるようです。

しかも母親は、まだ美紅の婚約破棄について納得していない様子でもありました。美紅の元婚約者も難関大学なのだと自慢げに話す母親。

そんな母親に、イヴは"大学は自分のために行くものだからどの道を目指すかは通う本人次第だ。"と言葉を返します。

車内の空気が途端に悪くなりますが、なんだかんだで車は美紅の実家に到着。

すると、母親はイヴのことを女の子だと勘違いしていたようで、イウと美紅を同室で寝させようとしてきて……！？

【38話】ついに美紅がイヴに対する本心を告げる！

イヴのことを女の子だと勘違いして、実家に泊めてしまった母親。
そんな彼女にイヴは自、分はれっきとした男だとハッキリ伝えます。

母親の顔は一瞬で凍り付いてしまいました。
さらに空気が重くなっていきます。

イヴはやっぱり自分はホテルに泊まると言いますが、母親は半ば無理やり誘ってしまった手前それを制止します。

結局イヴは蒼汰の部屋に泊まることになりました。

美紅は、イヴに一緒にメイクを落とそうと誘います。 イヴは美紅にスッピンを見られることにやや抵抗がありましたが、彼女に手渡されたコットンを使ってメイクを落としていきます。

美紅はそんな彼の様子をじっと見つめていました。
イヴの美しい瞳の色に思わず見とれてしまう美紅。

イヴの瞳を見ていると、以前イヴがなりふり構わず自分を助けにきてくれたときのことを思い出します。
いつも助けてくれているのに、こっちからは何も返せていなくてごめんなさいと突然謝り出す美紅。

イヴは、思わせぶりな顔をしたと思えばそうやって一線引くような言葉を放ってくるし、どっちつかずの態度をとられるくらいならいっそハッキリふってもらったほうが楽だと声を荒げます。

それを聞いた美紅は、思わず涙が溢れだしてきました。
本心を語りだす美紅。

美紅の中では葛藤があったのです。
自分がハルと別れたのは、自分の為に生きたいと考えたから。しかしこのままイヴを好きになってしまえば、イヴに乗り換えたくて別れたかのようになってしまいます。

そんなことを言い出す彼女に、イヴは"好きっていう気持ちを認めて付き合ってほしい。気持ちが追いつくまでいつまでも待つから。"と告げます。

美紅はイヴの手を取り、静かに頷くのでした。

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ついに前進する2人。今まで長い間ストッパーが掛かっていた関係だったので、この前進は本当に大きな一歩です！まさか実家でこんな展開になるとは思いもしませんでしたね～。

まぁイヴと美紅のことなので普通の恋人同士になるのはまだまだ先になりそうですが……。

肩書や形にこだわるタイプの母親がイヴのことを認めてくれるかは謎ですね。