転生悪女の黒歴史・第32話のネタバレと感想｜LALA9月号

「LALA」9月号に掲載されている「転生悪女の黒歴史」第32話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

転生悪女の黒歴史・第32話のネタバレ

ちょうどいいタイミングで帰って来たイザークに、"部屋が荒らされているの！"と報告したイアナ。

部屋を調べるイザークは"神官の免許状が盗まれた…。"と慌てますが、"教皇様と警察に言わないと！"と言ったイアナを制止します。

"神官の免許状が無くなったことを知られたら教皇が悲しむ…。"と言ったイザークに、自身の昔の出来事を重ねるイアナ。イアナは中学生の頃、大好きだった祖母に貰ったペンケースを失くしてしまったこと思い出しました。罪悪感に押しつぶされそうな気持がわかってしまったイアナは、イザークの気持ちを汲むのです。

すると"教皇様がイザークを呼んでいる。"との伝言が伝えられました。イアナは、"なんとかする。"と約束をし、イザークを送り出そうとします。

"どうするつもりなの。"と心配するイザークを、"大丈夫、私はあなたの側仕えだから。"と説得をしたイアナ。

もちろん頼るべきはシャノウです。

"トラブルメーカか！"とイアナを怒るシャノウでしたが、早速現場検証を始めて"教会の関係者が闇カジノに通ってる情報があり、貴重品を売って資金を回しているらしい。犯行の手口も似ている。"と説明してくれました。

すると騒ぎを聞きつけ"教会の関係者といえば、イアナが怪しい。"と野次馬の神官がたくさんやってきたのです。絶体絶命のピンチを察知し、シャノウは神官の注意を逸らしイアナを逃がします。

"こうなったら闇カジノに行ってみるしか…。"とイアナが思った瞬間、ソルがやってきて"私も一緒に行きます。"と言いました。"コノハの仕えでしょう。"と返したイアナに、"私の主はイアナ様です。"と言ったソル。イアナは折れ、ソルに同伴をお願いすることにしました。

城下町の闇カジノに、夫婦のフリをしてやってきた2人。

"この格好変じゃない？"と上目遣いをして聞くイアナにソルは言葉を失いそうになりますが、"他の人を見上げて会話はしないでください。"と忠告します。

2人がしばらくカジノの中を歩いていると、遠くで大騒ぎをしながら遊んでいる男性の声がしました。

"この人どこかで見たことがある。"そう思ったためイアナは、"景気がよろしいのですね。隣、失礼するわ。"と声をかけます。"仕事は何を？"と探りをいれるイアナに"貿易関係。"と誤魔化した男性。ソルはいつの間にかディーラーへと変装しています。

そして"最近は物騒だから聖者候補も経ったのに、景気が良いんですね。"とソルが話題を振りました。"聖者候補なんて大したことない。"そう言った男性に"聖者候補を知っているの！？話をきかせて？"とイアナは上目遣いで男性を見上げます。

 

男性は、"俺は聖者候補の友達で、今その友達の側仕えに疫病神がいる。昔からどんくさいやつだったから、俺が支えてやるつもりだった。真っ当な働きをさせてやれるのは俺だけだって言うのに…。"そう言った男性に、"友達思いね。"とイアナは相槌を打ちました。

男性はイアナの手に触れようとしますが、"夢を語るだけの男なんて…。"とイアナは鼻で笑って男性の手を退けます。男性は、"夢を語るだけではない、俺にはジョーカーがあるんだ！"と持ち出したのはイザークの神官免許状だったのです。

それを見たイアナは、"その免許をかけて勝負をしませんか？もちろんあなたが勝てばなんでもしてあげる。"話を持ち掛けました。

勝負は3回。もちろんイアナの全勝です。

免許を持って帰ろうとするイアナを引き留めようとした男性を、"気安く触らないで。私は神様なの、疫病神っていう名前のね…。"と制し、ソルが指を鳴らしたと同時に男性を外に連れ出すことに成功しました。

外に引き摺り出されている男性の罵詈雑言を聞きながら、"今自分のいる場所は、ないがしろにしていはいけない場所だ。"と改めてイアナは悟ったのです。

 

イザークの元に戻り、免許状を渡したイアナ。イザークは喜びますが、"どうやって？"と不思議そうにしています。イアナはなんとか誤魔化しました。

一方ラララ神殿では、教皇に"神官は逮捕しました。"とアクアが報告していました。教皇は"明日みんなを集めるのだ。"と言った後、"お前も面白い提案をしたな。"と呟きます。

その言葉を受けアクアはニヤリと笑い、"死人が出るかもしれない。"と言うのでした…。

 

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転生悪女の黒歴史・第32話の感想

これってイザークが知ったらどんな気持ちになるんやろう。 友達が自分の部屋を漁って免許状を盗ったなんて知ったら普通に絶望的ですよね。

まぁ免許状を取っただけだったらイザークももしかしたら怒らなかったかもしれないけど、イザークの部屋荒らして売りさばいたもので闇カジノ行ってたら救いようはないわな(笑)

まじでコノハを守るためだとはいえ、イザークの周りがくそすぎて、そっちの方がメインみたいになってる…。

ソルの立ち回りが完璧すぎて凄いのはもちろんだけど、イアナの一句一句に重みが意外とあって、読み応えもめっちゃあるんですよねぇ。

「神様なの。疫病神っていう」なんてええええ！かっこええええー！ってなっちゃいました(笑)