転生悪女の黒歴史・第38話のネタバレと感想｜LaLa3月号

2022年1月25日発売の「LALA」3月号に掲載されている「転生悪女の黒歴史」第38話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

サグレメッタ・ブーゲンビリア嬢は、ヨミと婚約をすることになっていました。 ブーゲンビリア家は、武器商人から成りあがった成金の一族です。

しかし特殊な武具の製法を独占しており、国軍も無視できない力を持ちつつある有力な一族でした。

その娘と自身の息子を婚約までこじつけたとあって、ヨミの父親はご満悦です。 父親は、ヨミにはブラックセレナのために全てを手に入れてもらおうと思っていました。

そんな父親の腹の内をしっているヨミは、この婚約を進めた理由にもおよそ察しがついています。

ガチガチの政略結婚。
しかしサグレメッタ嬢はその気でした。

すでに恋人気分である彼女は、ヨミの部屋に勝手に入って散らかった部屋を片付けてやろうとしています。

サグレメッタはどうやらお姉さん気質で、ヨミのことを年下扱いする趣味があるようです。 "お姉さんと一緒にお部屋をキレイキレイしましょうね。"とまるで小さな弟に語り掛けてくるように話しかけてきます。

サグレメッタが亡くなったマグノリア夫人の手記を持っているのを見たヨミは、顔色を変えました。 彼女の機嫌を損ねないように手記を取り返したヨミは、書庫へ本を戻しに行きます。

この手記にはマグノリア夫人が隠し通そうとした、ある秘密の予言が記されています。

7月14日の手記。 コノハは世界を導く女神となり、ゆえに愛されるべき者となる。

8月20日の手記。 イアナが予言を授かる。 彼女は死にゆく運命を担い、その死はコノハの力を目覚めさせやがて世界を救うだろう。

そう…この手記には、イアナが世界の為に死ぬための命である予言が記されていたのでした…。

ヨミはイアナのために、彼女の命の為に、死力を尽くすつもりです。 例えそれを世界が望まなくても…。

イアナはイザークの側仕えになって心底良かったと考えていました。
唐突に感謝の言葉を述べてくるイアナに対して、イザークは不思議そうに何でお前は悪女なんだと質問してきます。

全てはイアナが中学の頃に作った世界のせいです。 イアナが悪女なのは、彼女が悪女として生み出されたからでした。

そんなこと口が裂けても言えないイアナ…。

全てはイアナの業から産まれたもの…。 そのためイアナは、何が何でも自分がコノハを運命から守るつもりのようで…。

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なんかイアナがめちゃくちゃカッコ良く見えます…！
たしかにこの世界はイアナが作り出したものですが…その責任を取ることが世界の制作者のプライドであると考えているみたい…なんだかすごいですよね～。

それぞれが譲れない思いを胸に動き出したといった感じですね。 もしイザークがイアナの本当の正体を知ったら一体どんな反応をするのでしょうか。 いつかは訪れそうなシーンですが、何だか怖くて見る勇気がでませんね…。

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