転生悪女の黒歴史・第40話のネタバレと感想｜LaLa5月号

「LaLa5月号」に掲載されている「転生悪女の黒歴史」第40話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

この世界が、転生前のイアナが作った世界だと勘付いたイアナ。手元にあるマグノリア夫人の手記には、イアナの死がコノハの糧になると書かれています。そんな設定を考えていないイアナは焦りますが、真っ暗だった世界が明るくなるとイザークは目の前に見える景色を指差しました。本の通りならそこには滅びた世界が広がっているはずですが、見えるのは美しい景色の中に栄える小さな町。

イアナの中にいるコノハには、転生前のイアナの記憶がありません。もしもこの世界が転生前のイアナの記憶で出来ているとしたら、知らなければいけません。すると突然、イアナの頭の中にわっと記憶が流れ込んできます。その記憶の内容とは–––––––？

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12年前。まだ幼いイアナとコノハは仲の良い姉妹でした。しかしその関係に変化が訪れたのは、母親が亡くなってからです。気が付いたときには、イアナが関わったこと全てで人が死にました。そしてその悪運はコノハまで及び、ついにコノハが倒れてしまいます。

なにをしても上手く行かず、ついには不穏な噂まで流れるようになったイアナ。そんな時、彼女が見つけたのは母の手記で、そこにはコノハのためにイアナが命を落とすと書かれていました。死ぬために生まれたなんて認めない。その時、イアナは、コノハを手に掛けることを決めました。

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誰かのために生きようとした転生前のイアナだからこそ、理想の世界はこんなにも美しい。そのことに気付いたイアナは、転生前のイアナと佐藤コノハは無いものねだりしか出来ない同類だと笑います。
現実ではありえない理想をお互い本の中に求めたと笑うイアナを、イザークは抱きしめました。そして、帰ろうと呟きます。

ようやく目を覚ましたイアナとイザークに、コノハが駆け寄ります。しかし、いつもとは違うイアナの様子にソルだけが気付いていました。そんなことを知らないイアナは教皇に促され、イザークとともにバルコニーに立つとそこに見えた光景は––––––⁉

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イアナの辛い過去が明らかになりました。
元々イアナは悪女ではなく、母親の手記を読んでしまったからあんな行動に出たようです。本当はコノハくらい優しい人で、誰かのためになろうと必死に動いていました。しかし、それが姉の生贄になるために生まれた存在だから上手く行かないなんて、道を外れるのもちょっとわかる気がします。
だからと言って、殺そう！はやりすぎだと思いますが……。
さて、気になるのはイザークが聖者になれるかどうかです！一体このあと、どうなってしまうのでしょうか？

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