正統派悪役令嬢の裏事情 ・第95話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック 」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情 」第95話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「正統派悪役令嬢の裏事情 」の全話あらすじまとめはこちらから↓

【最新94話更新】『正統派悪役令嬢の裏事情』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ | 最新話から最終回まで

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」のあらすじ（ネタバレあり...

リナが逃亡し魔獣が溢れる！

リナが監獄から逃亡！時を同じくして、魔物境界線や凍結湖の結界が破られ、魔気が溢れだします。聖騎士団は殺気だった魔獣の群れの対応に追われる事態に。

急いで現地へ赴くセリアですが、彼女を戦場まで送り届けたのが、これまた意外な人物でした。セリア側にも着実に味方が増えていることを感じるシーンです。

しかし反対に、セリアに対して明らかな敵意をむけている存在も顕著になってきます。セリアの兄だったはずのカシウスは完全にリナを妄信し、また一度は制裁を加えたはずのミエス（ルシェの義理の弟）までもが再び敵陣営として登場。

混乱極まる中、騒動の中心にいるリナはある選択を迫られる事態に！どうやらリナにもほんのわずかな良心が残されていた模様で……？

リナの中に産まれた不安

リナはこの世界が物語の中の世界だと思い込んで生きてきました。自分が主人公だという確固たる自信を持った上で周りをすべてモブキャラ扱いしていたため、あれだけ我儘な振る舞いを続けてこれたわけです。それが今、逆に作り物の存在であるのは自分の方だったとしったリナの心は揺れていました。

リナは世界の為に死を選ぶ？

リゲルに操られていたとはいえ、悪行の限りを尽くしてしまったリナでしたが、そんな彼女に慈悲の心を持って接してくれたのは大神官です。少なくとも大神官の哀れみと慈しみの心は、リナの心に影響を及ぼしていることが伺えます。また、セリアも最後の最後までリナを見せてずに救う方法を提示し続けてくれていました。大神官やセリアの優しさに触れたリナの中では、少しずつ自分に対する疑念やリゲルに対する反抗心が芽生え始めているのを感じます。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

世界の成り立ちやリゲルの真の目的など、物語の核心に迫る設定が明かされてからというもの、嵐のような怒涛の勢いとスピードで物語が進んでいきます。

ただ気になるのは、ここまで世界が大きく動こうとしているのにもかかわらず、トゥバンからの干渉が一切起きなくなってしまったという点です。確かトゥバンは最後の封印解除のためのアイテムとして、ルシェの心臓を要求したきりでした。

もちろんセリアがこの要求に応えるはずもなくトゥバンの封印解除は達成されないまま放置されている状況です。反対にリゲルにはミエスやカシウスといった動ける手駒がまだまだいますし、リゲル自身も彼らの身体を利用する形でセリアたちに干渉することが可能なようです。

トゥバンVSリゲルの戦いだけで見れば、現状ではリゲルのほうがやや優勢と言えます。