ハジメテノサツジン・第120話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「ハジメテノサツジン」第120話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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共犯することになった音羽と悠！狙うは父親の命

音羽と悠が共犯して父親を殺害する計画を練っています。しかし、音羽も悠も、隙あらば互いを始末しようと目論んでいました。

その頃、繭は幻聴と幻覚が悪化し、逃げるようにして未伊山へ来ていました。そこは、先生の遺体を遺棄した山です。繭は遺棄現場の地面に向かって、狂ったように謝罪の言葉を呟き続けていました。すると、どこからともなく赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて……？

睡眠薬

悠は自殺をほのめかして未伊山へ向かいます。音羽はその事実を父親へ告げ口しました。おそらく音羽はこの後、父親と共に未伊山へ向かうことになるでしょう。しかし父親を起こした際、音羽は父親に睡眠薬入りの水を飲ませたのです。父親が眠っているうちに命を奪い、悠と共に未伊山に死体を遺棄するというのが、今回の音羽の計画かもしれません。

未伊山には繭が

音羽の計画に従って未伊山へ向かった悠。しかし、そこにはちょうど繭もきていました。未伊山は小さな山なので、繭と悠が八合わせる可能性は非常に高いです。しかも後から音羽もやってくるはずなので、再び3者が集まる修羅場が予想されます。

なぜ土の中から赤ちゃんの声が？

未伊山で懺悔し続ける繭の耳に入ってきたのは、赤ちゃんの泣き声でした。しかしこんな場所で真夜中に赤ちゃんが一人で泣いているなんて、考えにくいですよね。今の繭は幻覚や幻聴といった症状があるので、もしかしたらこの赤ちゃんの声も繭の幻聴に過ぎないのかもしれません。

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もし、悠が父親と音羽を始末できたとしても、繭が幸せにその後を過ごすとは限りませんよね。お人好し過ぎる繭は、おそらく音羽の死に関しても自責の念に駆られてしまうことでしょう。

また、悠は全ての邪魔者を始末した後、おそらく自ら命を絶つか、良くても警察へ出頭することになる可能性が高いです。そうなった場合も繭はまず一番に自分を責めてしまうはず。

未来がどう転んでも、繭の心の傷が広がっていくことは避けられません。悠には早まった行動をしてほしくありませんでしたが、森があまりにも心無い言動を悠に浴びせたため、悠は乱心してしまったようです。

悠が早く冷静さを取り戻してくれることを祈ります。このままでは音羽の思うつぼになってしまう気がしてなりません。

しかし、音羽は父親と悠をどうやって始末するつもりでいるのでしょうか。父親を悠と一緒に始末するつもりであるのは明確ですが、その後、悠と一騎打ちになった場合、運動神経の良い悠が優勢になるような気がしてなりません。