ハジメテノサツジン・第121話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「ハジメテノサツジン」第121話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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殺害計画中に繭と遭遇する悠！

悠は、宿敵の音と結託して、父親の殺害を計画！父親を学校の裏山におびき寄せます。

しかしそこで、泥まみれの繭と遭遇！？繭は地面を掘り起こして、埋めたはずの吉川に謝罪をしようとしていました。しかし実際には吉川の遺体はすでに底から運び込まれて火葬済みです。

どうやら繭は正気を失っている様子。罪を償って死にたいと仄めかす繭に、悠は困惑して……。

最悪のタイミング

正気を失った繭を放っておくことができない繭。しかし、もうじき音と父親がこの場所へやってきてしまいます……。鉢合わせするにはマズすぎる面子が揃ってしまいました。このままでは父親の殺害も失敗してしまいます。果たして悠の選択は！？

繭は罪の意識に押しつぶされている

繭は、もし命を奪われて山に埋められたのが、「自分の大切な人だったら」と考え、吉川先生にも吉川先生の家族に対しても罪悪感を抱いているようです。その罪の意識から、繭は自分の姉と産まれたばかりの姪っ子が埋められている錯覚を見てしまいます。繭の精神状況は相当追い込まれていると言えるでしょう。

悠は、繭だけは助けたかった

悠と遭遇した繭は、自分とともに罪を償ってほしいと懇願します。しかし悠は、元より自分が犯した罪から逃げるつもりはありませんでした。むしろ最後にはすべての罪を自分がかぶり、繭だけを助けようとしていたのです。繭の正義感が予想以上に強すぎたというのが、悠の誤算だったというわけですね。

音羽が全員を一網打尽にする可能性も？ 音羽にとっては、父親も悠も繭も、もはや邪魔な存在でしかありません。そんな対象が裏山に一同に集まっているのですから、音羽にとっては一気に肩を付けるチャンスとも言えます。ただ、音羽1人で大人1人に同年代の女子2人をどうにかすることはできないはず。おそらく音羽は、悠や繭を最大限に利用して父親を片付けた上で、残りの2人を始末しようと考えるのではないでしょうか！

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最悪のタイミングで鉢合わせてしまった繭と悠。悠の性格から、精神が錯乱状態の繭を放っておくことなんてできないでしょう。

ただし、音羽と共に父親を殺害する計画も、悠にとっては重要です。ここで失敗すれば、もう二度と父親の命を奪うチャンスを失うかもしれません。

また、音羽にいいように嵌められてしまう可能性もすくなからずあります。究極の選択を迫られる悠。果たして悠はこの窮地をどう乗り切るのでしょうか！