顔に泥を塗る・第9話のネタバレと感想｜ゼノン

「ゼノン」に掲載されている「顔に泥を塗る」第9話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

顔に泥を塗る・第9話のネタバレ

自分と結婚したいならイヴの連絡先を消せというはる。

イヴは女の子みたいな子だからと説明する美紅ですが、はるは自分なら男みたいな女の子でも異性だから接触はしない。美紅が大事だから。美紅は俺が大事ではないのかと言います。

そんなことを言われてしまった美紅は反論の余地も無く、はるを取ることにし、イヴにもう連絡できないとメッセージを送るのでした。

 

 

翌日、朝から寒く、美紅は厚手のコートを着ると、無くしていたイヤリングをポケットから見つけます。 せっかくだし付けて行こうとイヤリングをつけていると、はるがやってきます。

はるはそのイヤリングを見て、派手で自分は好きじゃない。美紅にも似合っていないと言い出します。そういえばイヴも派手だったけど、彼から影響を受けているのかと言うはる。

美紅はイヴについては否定し、イヤリングも似合っていないのならやめると外すのでした。

 

出勤中、結局自分ははるが気に入ってくれるかどうかを気にしてしまっていると再度自覚する美紅。

制服に着替えていると同僚の谷から婚約おめでとうと言われ、谷が転職を考えていることを知ります。 派遣の受付嬢である美紅達。しかし、この年で派遣だとキャリアも積めないという谷。

 

美紅はキャリアなんて考えてもいませんでした。

今の就職先を選んだのも、はるが「派遣のほうが結婚する時辞めやすい」と言っていたから。 その時は結婚という言葉に有頂天になっていた美紅ですが、もしはるに結婚してもらえなかったら、自分は人生をどうするつもりだったのだろうかとゾッとするのでした。

 

コスメもアクセサリーも仕事でさえも全てはるに選択を委ねてきた美紅。 今度は友達でさえ、はるは口を出してきたのです。

しかし、イヴと過ごした時間だけ美紅は自分で選んでいたことに気がつくのでした。

イヴといると自然と自分のことが好きになれる…美紅はそう気がついたのでした。

自分をそんな気持ちにさせてくれたイヴと、このままで終わりにしたくない。 美紅は退勤後、イヴのバイト先のお店に向かいます。

自分の気持に整理をつけたい！！と思いながら…

 

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顔に泥を塗る・第9話の感想

絶対、はるみたいな男いやだ～～～泣 でも美紅みたいな子って多いと思います。主体性が無くて協調性高くて恋人に全て合わせてしまう…みたいな。

受付嬢とう仕事でさえもはるに決めてもらっていたことにはびっくりです…。本当に美紅には自分がないんだなと思いました…。

しかしそんな美紅でもイヴに出会ってどんどん「自分」を出せるようになっている。 美紅もそんな自分に気がついているのに、はるのたまに出る優しさから離れられないんだと思います。

でもはるの優しさって結局は美紅に対しての愛ではなく自分に対しての愛ですよね…。 美紅には早く気がついてほしいです…。