ゆびさきと恋々・最新19話のネタバレと感想｜デザート7月号

2021年5月24日発売の「デザート」7月号に掲載されている「ゆびさきと恋々」第19話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ゆびさきと恋々・第19話のネタバレ

逸臣は、桜志の思っているようなひどい人間じゃない。

そう伝えようとしたのに、桜志に手話をさえぎられてしまった雪。

そのまま黙ってしまっていた桜志だったが、ポツリと、なかなか自分に素直になれないことを呟いた。

雪は、桜志が人間関係で悩んでいるのかもしれないと感じ、桜志に手話で励ましの気持ちを伝えていく。 大学入学式の日、耳が聞こえないことを誰も知らない新生活で不安を感じていた雪に、桜志が普段通りに手話をして意思疎通をしてくれたこと。

そんな温かい心を持った桜志のことを、周囲もわかっているはずだ、と。 しかし素直になった方がいいことには雪も賛成の意を示す。

桜志は少し考えたのち、少し笑って去っていくのだった。

 

ついに雪の初めてのバイトの日がやってきた。 店長のあきに指示されたことを一生懸命頑張る雪。

無事に初日は終了し、疲れはしたが達成感を感じた雪は、逸臣のバイト先に向かう。 しかし店の前まで来たものの、かなり混んでいたため、そのまま会わずに帰ることにした。

 

その頃、夜の港では心がエマを呼び出していた。

エマは、いつもと違う様子の心に何かを感じる。

心が口を開いた。 逸臣に新しい恋人ができたことを伝えられたエマは、心に今まで気を使わせていたことを謝った。

心はエマに遠回しに告白の言葉を伝えた。

昔のセリフと正反対だと言って騒ぐエマだが、心は暗に、高校の時から好きだったことを伝える。

エマはただ、驚いてしまうのだった。

 

一方、就寝しようとしていた雪のもとに逸臣が突然やってきた。

バイト帰りで家の下まで来てくれたらしい。 雪は二階のベランダから、外にいる逸臣と手話でやりとりをする。

しかし昼間と違って、暗闇のせいで何を言っているのか今いち分かりにくい。 帰ろうとする逸臣を、雪はパジャマのまま追いかけた。

気づいた逸臣は、雪に自分の上着を着せ、体を引き寄せる。

夜だと手話が見えにくい、逸臣もそう感じてくれていたらしい。 雪は、大好きな人の体に包まれ、声が振動で伝わってくることに安心感を覚えた。

ふと今日のバイトの話になり雪が節約の話をすると、今度話があると返事する逸臣。

さらに、きちんと計画してデートをしようと誘ってくれる逸臣。 少し企んでいるかのような笑みに、ドギマギしてしまう雪なのだった…！

 

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ゆびさきと恋々・第19話の感想

桜志は、雪に言われた励ましの言葉は嬉しかったでしょうね。 逸臣とのことはまだ納得がいっていないと思いますが、自分でも性格をもう少し素直にしたいと思っているようですし、また近いうち雪に何か伝えるかもしれないと感じる展開でした。 また、心とエマの関係がどうなるのかも気になります！ ついに心がずっと好きだったことを伝えましたが、エマはどう返事をするのでしょうか！？ なんとなく、エマはまだ逸臣のことが好きそうかなと思ったのですが…。

一方、着々と愛情を育んでいる雪と逸臣。 そうか…手話は夜だと見づらいですよね。 漫画で手話のことを学べる機会が少ないので、そういった意味でも「ああ、そういう視点があるのだな」と気づかされることも多いです。 雪も逸臣も夜は手話をするのに不便だと、同じことを感じていたというシーンがとても好きです。 どんなに忙しくても短い時間でも時間を作って会いにきてくれる逸臣。 お互いの意思疎通がうまくいかなくても諦めずに、きちんと追いかけていく雪。 どちらかが一方的に思う関係ではなく、2人でお互いを大事に思っているのが伝わってきて、やっぱりこの2人の関係すごくいいです。 逸臣が誘ってくれたデートも楽しみですし、何かを企んでいるような雰囲気があるのも気になりますね！ 話があると言っていたのも、一体何の話なのか…！？ 逸臣はいつも予想のできないことをするので楽しみです！(о´∀`о)