金魚妻・弁当妻②(2巻)ネタバレと感想

「金魚妻」第2巻より弁当妻②のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

弁当妻②(金魚妻1巻)のネタバレ

会社の上司・保ケ辺から、保ケ辺の妻・朔子とのマンネリ解消のために目の前で行為をしてほしいと頼まれた津多。 初めは拒否していましたが、何かと理由を付けて家に招待され、行為は軽いスキンシップからだんだんエスカレートしていきます。

それと同時に朔子と津多のお互いを想う気持ちも大きくなっていき、相思相愛に。 朔子は実家に帰ると告げて保ケ辺の家を出ましたが、今では行方をくらまし、実はずっと津多の家にいたのでした。結果的に保ケ辺は津多に奥さんを奪われてしまったのです。

最初はほとぼりが冷めたら別れようとお互いに思っていた二人ですが、津多は朔子を知れば知るほど別れられなくなってしまいます。 子供のようなサラサラの髪、少女のようなうなじ、ガラス玉のような大きな瞳、長いまつ毛、ピンクの頬、優しくて綺麗な声...。

その全てが津多の理想なのでした。

津多は保ケ辺に殴られ、朔子は話し合いをして離婚に同意してもらうことに成功した様子。 保ケ辺が出した離婚の条件は、津多と朔子の行為を録画し、保ケ辺に渡すことでした。

喧嘩の苦手な朔子は、そんな保ケ辺の要求も断れませんでした。 そして津多も、朔子を失うくらいなら何でもするという覚悟で、録画への抵抗はないようです。

そして、このやり取りを最後に、保ケ辺から遠く離れたところへ二人で行こうと考えます。

津多と朔子のハメ撮り動画を黙って見つめる保ケ辺。

動画の中で朔子は気持ちよさそうに喘ぎ、保ケ辺とは比べ物にならないほど、津多との行為は気持ちいいと告げます。

そして最後にさようならと言って微笑み、私は今幸せですと朔子は言います。 保ケ辺は「金魚のとよだ」で金魚のための備品を購入し、お腹の大きくなった店員の女性と嬉しそうに言葉をかわします。

津多がそうだったように、保ケ辺も新しい出会いで傷んだ心を癒すのでした。

 

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弁当妻②(金魚妻1巻)の感想

自分がマンネリ解消のために頼み込んで、わざわざ朔子を関係を持たせた結果、二人が恋に落ちてしまい、自分が捨てられたのだと知った保ケ辺は一体どんな気持ちだったのでしょうか。後悔はあったのでしょうか。津多を殴ったくらいなので、間違いなく悲しみや怒りはあったでしょうが、離婚の条件に津多と朔子の行為の動画を要求するなんてやはり狂ってますね。

朔子を奪われた悲しみや津多への怒りだけでなく、実は興奮もしていたのでしょうか...。ふつうは後悔と怒りで顔も見たくないでしょうし、二人の仲睦まじいところなんて見たくもないと思うのですが、しっかりと最初から最後まで動画をチェックしていましたね。かなり変わった性癖の持ち主だなと感じました。

保ケ辺さんには最後までドン引きでしたが、とりあえず今は金魚と楽しく生活していてくれることを願います！