金魚妻・金魚妻⑩(10巻)ネタバレと感想

「金魚妻」10巻より金魚妻10話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

スーパーで万引きで捕まった優香は、社員の鈴木に見つかり出入り禁止になってしまいます。実はこの2人、3日前にも顔を合わせていました。優香が同じように万引きをして、事務所で話をしています。
3日前、優香はどうにか通報されないように同情を誘おうと必死でした。土下座をして、子供が出来ないことに悩んでいると話します。しかし、鈴木にその話は利きません。彼には出戻りの姉がいて、彼女は3人の子供を連れて戻ってきました。その負担は鈴木にも降りかかっています。
"恵まれてる側の人には理解できないよね。"多くの万引犯の相手をしてきた鈴木が警察に電話すると言い出すと、優香は諦めのようにそう零しました。"金を払えばいいという問題じゃない。"突っぱねる鈴木の前で、優香は突然おしっこを漏らしました。
その日の閉店後、鈴木は売り場で女性物のショーツを手に取りました。目の前を通り過ぎたのは、下半身になにも身に着けていない優香。捕まったことや旦那が出て行ったこと、セフレが構ってくれないことなどでヤケになっているらしい優香は、鈴木に抱き着きました。
"夫は私がイジメすぎたの。だから出て行った。" きっと夫は優香の浮気を知りません。出て行ったのは優香がイジメたから……。

===

その頃、鈴里は志村とともに山奥のコテージにいました。全裸で散歩に出た志村を探しに、外に出た鈴里。そんな彼女を見つけた志村は、彼女の服を脱がしてその場で行為に及びます。それから興奮冷めやらぬまま、場所をコテージ内のベッドに移した2人はそのまま行為にふけりました。
"悪いのはお前だよ。"不妊症の鈴里を避妊もせずに犯しながら、志村は彼女を責めます。言いなりになっていれば、全部誰かがどうにかしてくれると思っていると志村は指摘しました。でなければ、不倫関係にある男性と避妊なしでの行為に及ぶわけがありません。どうせ子供が出来て、夫に捨てられたら誰かが助けてくれると信じているからです。
志村に浅はかな思考を読み取られた鈴里は、締め付けを強くしました。 鈴里は、虐められていることにひどく興奮します。

===

一方、優香は鈴木の車の中で彼とキスをしていました。店を出た途端、鈴木の態度は一変。優香の肌に指を這わせて、唇で吸い付きます。妻もおらず、姉の子供の父親代わりをしている鈴木。セックスは割り切った関係ばかりです。
"寂しくない？"優香に聞かれて、鈴木は一時の幻だと断言します。そんな感情に振り回される奴がおかしいとまで言われて、優香は"ウザ。"と漏らしました。
2人は自宅に移動するとリビングで行為に及びます。友人との乱交パーティーに来いと誘う鈴木に首を横に振る優香の目についたのは、メッセージの通知を知らせる携帯。 画面には次々にメッセージが来ます。潤という男からは「元嫁と再婚するからもう会えない。」と来て、みのるからは「本当は全部知っていて、耐えられなくなった。」と来ました。
凹む優香を鈴木は激しく攻め立てます。 優香は激しく喘ぎ声を上げました。

===

ある晴れた日、優香はさくらに電話をしていました。話しは金魚のこと。 優香は、大きな水槽の中に生える苔と戦いの日々を過ごしていました。光を遮れば苔は枯れますが、水草まで枯れてしまいます。しかし掃除をするとなれば、それもまた重労働。
悩む優香にさくらは、子供を愛おしそうに抱く店長を見ながら微笑みました。"厄介な相手ほど克服したらすっごく嬉しいよ。"
そう言うさくらに出張メンテナンスを提案された優香は、それを断りました。自分で原因を見つけて、解決しようと思っているからです。金魚を飼っているのは優香で、その水槽は優香のものだから……。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！