今、きみを救いたい・第55話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ JOUR10月号

2022年9月7日発売の「JOUR」10月号に掲載されている「今、きみを救いたい」第55話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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五味山の救命にあたる白帆たち

突然心臓を抑えて倒れた五味山。 白帆と青矢は賢明に彼の救助を行おうとしますが、五味山の妻・街子はそれを止めようとします。

五味山が生きている限り、街子に真の安寧は訪れません。いっそこのまま亡くなってくれれば……街子はそんな想いに駆られているのです。

結局五味山は、一命を取り留めました。しかし特殊な疾患だったため、手術の関係で一度東京の病院に転院することになります。

五味山は疾患が発覚したにも関わらず、医者である青矢に威圧的な態度をとり、しかも治療に対して非協力的な態度を貫きました。

青矢はそんな彼を、織田に託そうとします。

一方で、珊瑚が妊娠6週目であることが発覚。父親はもちろん蒼ですが、蒼と翔子の密かな恋に気付いてい珊瑚は、蒼の子供を産むことを躊躇ってしまい……。

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五味山に屈しない青矢がカッコ良すぎる！

五味山は、これまで非の打ち所がない人生を送ってきました。そのため、基本的に自分の行動の全てに非はないと考えています。まさに世界は、自分中心で回っていると勘違いをしているタイプの人間です。

そんな彼は、自分は自分の欲望に従って生き続けると青矢に宣言。とてもこれから手術をしてくれる医者に対する態度とは、思えない横暴な姿勢を取り続けます。

そこで青矢は織田医師に五味山のことを任せることにしました。織田は傲慢な人間が大嫌いな性格をしている人物です。織田は、どうやら五味山を凝らしめてやろうと企んでいる模様ですが……？

珊瑚が出産を決意できない理由

珊瑚は現在蒼と夫婦関係にあります。しかし彼女は、蒼と翔子が密かに互いを想い合っていることに気が付いていました。さらに珊瑚がもともと愛していたのは、性転換する前の男の翔子です。

複雑すぎる三角関係を抱える珊瑚は、子供ができたことにより自分と蒼が完全に夫婦としての形を確立してしまうことを恐れて、出産を躊躇っている可能性があります。

蒼に対する後ろめたさや、翔子に対する未練なども見て窺えますね。

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結局五味山は、一命を取り留めてしまいましたね。街子さん的には、五味山が助かっても一つもいいことがありません。

どうやら五味山はDV被害者の女性たちを匿うふりをして、その女性たちに「経済的にも精神定期にも援助をしてもらえる男がいる」と縁談をもちかけていたようです。しかしその紹介する男たちとうのが、五味山と同じようなサディスティックな趣味を持つ最悪な男たちだったというわけだったようで……。

ストーリーが進むごとに五味山のゴミっぷりが露呈していきますが、果たして彼は織田に診てもらうことによって心を入れ替えることはあるのでしょうか？

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