金魚妻・金魚妻⑦(7巻)ネタバレと感想

「金魚妻」7巻より金魚妻⑦のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

金魚妻⑦(金魚妻7巻)のネタバレ

さくらは久しぶりに会った友人・優香と金魚屋の屋上で会話を近況報告をし合います。

優香は趣味も合い、価値観も似ている夫・みのると喧嘩のない平穏な日々をすごしていますが、セックスレスで悩んでいるのだそう。

子供がほしいといっても、まだ貯金が不安だとやんわり拒否されます。周りの友人はどんどん出産していると言うと、みのるは、子供が出来たら親同士のコミュニティ参加は嫌でも避けられず、その付き合いに疲れて自殺する人がいることや、出産で死ぬ女性が年間50人いることなどを挙げ、そんなリスクに優香を晒したくないのだと言います。

親や友達の子供を作れという言葉は、お前も不幸になれという呪いだとみのるは言います。

そこで優香は子供の代わりにペットとして金魚を飼おうと思っているのでした。 セックスレスの問題も諦め、我慢できないときは元彼・潤に連絡をとって済ませているのだと言います。

初めて潤に連絡をとったとき、潤にセックスレスのことを打ち明けると、ストレスにならない相手とは自分と似た特性を持つ相手で、本能が異性として避けるからセックスレスになるのは当たり前だと言われます。

食事をさっさと済ませた二人はホテルへ向かい、早速行為を始めます。潤が自分の身体で興奮しているのを確かめると、優香は満足できるのでした。

潤からなんで結婚したのかと聞かれた優香は、男除けのためだと言います。 独身の頃は話したこともない人に突然告白されたり、友達と遊んでいるときにしつこくナンパされたりして、友達とも気まずくなってしまい疲れてしまったという優香。

口説かれても結婚指輪を見せれば相手を傷つけずに諦めてもらえると考えます。 実は優香が潤に会ったきっかけは、優香がナンパされているところを潤が助けたのでした。

その後二人は付き合いますが、実は潤が既婚者で子持ちだったことが発覚。 優香はショックを受け、その後は潤との関係を終わらせました。 さくらは優香に、潤といつでも別れられるのかと心配した表情で聞きます。

優香は潤は大嫌いだと言って、潤から来る連絡も無視し、昔自分が味わった気持ちを思い知れば良いと言います。

優香はさくらから金魚にも癖があることを教えてもらい、どの金魚を飼うか選びます。

その帰り道、実は金魚屋の近所で一人暮らししているという潤とばったり遭遇。 潤はペットの金魚の写真をみせると、照れながら名前が「ゆうか」だと打ち明けます。

好きな子の名前を付けて何が悪いと顔を赤らめる潤に優香もまんざらではない様子なのでした。

 

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金魚妻⑦(金魚妻7巻)の感想

さくらの言う通り、「気付いたときにはすでに手遅れ」でしたね！

優香は性欲処理のために、裏切られて別れた「大嫌いな」元彼に連絡をとって身体の関係を持っていましたが、完全に好きになってしまっていて、もう関係を完全に終わらせてみのるの元へ戻ることはできそうにない雰囲気です。

一緒にいて落ち着く相手は、長く一緒にいればいるほど刺激がなくてつまらなく感じてしまうという話はあるあるです。しかし、つまらないからと刺激を求めて正反対の性格の相手を選んでも、結局、性格の不一致で衝突してしまったり、気を遣いすぎて疲れてしまったりするんですよね...。

一生一人の相手と添い遂げるのは、本当に難しいことなんだろうなと思ってしまいました！