悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第27話のネタバレと感想｜B’s-LOG COMICS

「B’s-LOG COMICS」に掲載されている「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」第27話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第27話のネタバレ

お菓子泥棒の犯人は海の妖精たちでした。

海の妖精たちはティアラローズのことを嫌われているはずなのに、嫌っている自分のお菓子を食べたがるなんて…嬉しいような複雑な気持ちのティアラローズです。

不思議がるティアラローズをキョトンとした瞳で見つめるのはアクアスティード。 どうやら彼女には「嫌がらせ」という発想が沸いていない模様。 彼女の純粋さに思わずフッと笑みを浮かべてしまうアクアスティードなのでした。

 

今日はアクアスティードと共にアイシラの元を訪れる予定になっていました。

アイシラは「ラピスラズリの指輪」の続編に出てくるヒロインです。 もともとはアクアスティードと結ばれるはずだったのが、彼がアイシラではなくティアラローズを選んでしまったことにより失恋することになってしまった不運のキャラクター…。

しかも彼女が自分自身の恋心に気が付いたのは、2人の結婚式の日でした…。

傷心のはずのアイシラでしたが、それにもかかわらず彼女はティアラローズに「今後とも仲良くしてほしい」と申し出てきたのです。

アイシラは強くて優しい令嬢でした。

 

一方、アクアスティードはお菓子が消えた事件に関して、海の妖精の仕業が高いことをすでに予想していました。

そこですぐさま海の妖精と親しいアイシラに調査依頼を出していたのですが…。 しかしいつまでたっても報告があがってこなかったのです。 直接確認に出向こうかと考えていたところ、ティアラローズから「海の妖精がお菓子を盗んでいる現場を目撃した」という報告を受け、今回2人でアイシラの元を訪れることになったのでした。

 

アイシラの邸宅は海の見える美しい場所にあります。 そこに広がっていたのは春先だというのにまるで真夏のような海の美しさです。

アイシラは笑顔で2人を出迎えてくれました。 しかしいざ話し合いが始まると、アイシラはどうも口が重く…あまり多くを語ろうとしません。

実はアイシラは海の妖精たちが自分を不憫に思ってティアラローズに嫌がらせをしているのを知っていました。

しかし未だに自分がアクアスティードを慕っている気持ちを知られるわけにもいかず、さらにそのせいで妃であるティアラローズに嫌がらせをしているなんてアイシラの立場からは非常に言いにくい事実だったのです。

アイシラはそれを語る代わりに、自分が海の妖精王に会いに行き、現状の改善を求めるよう打診してくると言い出しました。

2人はアイシラの言葉を信じ、帰路へとつきます。

 

 

その後、ティアラローズが庭園で読書をしていると…どこからともなく見ず知らずの声が聞こえてきました。

さも自然に話しかけてくるその声は、メイドのフィリーネでもアクアスティードの声でもありません。

ここはティアラローズ専用の庭であって連絡もなく誰かが立ち入ることなんて不可能なはず…。

ティアラローズがおそるおそる顔をあげてみると、そこにはどこか不思議な雰囲気のある長髪の女性の姿が…？

果たして彼女は一体誰なのか…！

 

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悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される・第27話の感想

ティアラローズの目の前に現れた美女に、彼女は驚いて固まってしまっています。

衛兵も突然のことで固まってしまっていますね。

ですが見たところどうやらこの人物に悪意はないようです。

非常に穏やかな笑みを浮かべてティアラローズのことを眺めていました。

突然現れたこととこの独特の雰囲気から察するに、この女性はおそらく人間ではありません。

となるとやはり妖精関連ですよね。

 

ティアラローズは本当に妖精たちと縁がありますね～。

そもそも森の精霊王からの祝福を受けることも、ティアラローズが考えている以上に光栄極まりないことなのだそうです。

当人だと実感しにくいですけど、まわりの令嬢たちはこのことについてキャーキャー言ってましたからそうとう誉れ高いことなんでしょうね！

続話のネタバレはこちら(^^)