甘く濡れる嘘・第48話のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第48話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

甘く濡れる嘘・第48話のネタバレ

父の寿命があと8年かもしれない。 母親の口からそう聞かされた寧史はショックと驚きを隠せませんでした。

しかし母は、愛する人との残された時間がたった8年だけだとしても、自分はそれで幸せなのだと意外な本心を打ち明けてきます。

彼女は自身の保身に走り過ぎて大切な家族との時間や寧史の人生までもを犠牲にしてしまったことを、悔いていました。

寧史はその言葉を聞いて思わず涙を流してしまいます。 そして自分が今度結婚すると切り出し、その相手が里英ではなく円香という女性であること、さらには円香との結婚のきっかけとなったのが黒木というライバルへの嫌がらせとして円香を寝取った結果、子供ができてしまったからという理由も打ち明けます…。

寧史は自分がこんな歪んだ性格になってしまったのは、母親が家族を大切にしてくれなかったからだと訴えてきました。

母親は寧史のそんな身勝手な言い分を大人しく聞き、自分を憎んでいいと話します。 しかし憎みに憎みきっていつか許せる日がきたのなら、その時は前に進みなさいと言葉を残すのでした。

 

寧史が実家から帰ってくると、円香はなんと彼の家のドアの前で待っていてくれました。 円香は自分の正直の今の正直な気持ちを寧史に伝えます。 会えなくて寂しかった。 出かける前に寧史が泣いていたからずっと心配だった。 きっかけは妊娠だったとしても今は寧史と幸せな過程を築きたいと本気で考えている。

そして車で円香を送る途中、彼女は自分の両親が嫌な親であることを寧史に謝罪してきます。

しかし寧史は、自分の親も、それこそ自分だってかつては嫌な奴だった…人間というのは立場や状況が違えば皆嫌な奴になる可能性があるんだから気にするなと円香の頭を撫でてやります。

寧史はその後、円香の実家についた歳に彼女の父親に呼び出されてしまいます。 そこで結婚式の衣装合わせで黒木と里英のカップルと遭遇したのが“里英と会いたいが故に示し合わせたのではないか”と円香の父親から疑われてしまう寧史。

決してそんなことはないと断言するも、父親はあまり納得はしていない様子です。

さらに寧史はこの時、衝撃の裏事情を知ることになります。

なんと黒木は円香の父親から里英と別れるように圧力をかけられていたのです…。

 

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甘く濡れる嘘・第48話の感想

人間は時と場合によっては誰だって嫌なやつになりかねない…なんだか寧史の言葉が思いですね。 寧史だって本当は嫌な奴になんかなりたくなかったんだろうな～。 黒木と言うスーパーマンが現れたせいでプライドが傷つけられて黒い感情に支配されてしまっただけだったんですよ、最初は。 人の心って本当にもろいよな～としみじみ感じてしまう回でした。