セフレの品格・第16巻のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「セフレの品格」第16巻のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

セフレの品格・第16巻のネタバレ

大樹は沙羅の目論み通り、彼女のセックスフレンドにされてしまいます。

彼女と付き合うことになってから2週間後の夜―――。 今日返された試験の成績は散々でした。

しかし大樹は今日も沙羅と身体を重ねるためにマンションへ呼び出されています。

本当はこんなことをしている場合ではない…頭ではそうわかっているのですが…。

行為の後、大樹はなんとなく沙羅に「自分は何人目の男なのか」を尋ねてみました。 すると彼女から帰ってきたのは「60～70人目」というとんでもない数字です。

ここで大樹は沙羅の恋愛観を改めて知ることとなります。

彼女も大学生のころは真面目な交際をしていたのだそうですが、恋人からのヤキモチや束縛が鬱陶しくなってしまったのだそうです。 社会人になってからも彼氏が自分より収入が下回ると仕事をセーブするように口出しされることが増えてきてしまい…。

真剣な交際に嫌気がさしてしまった彼女は男をひとりに絞るよりも彼氏候補がたくさんいる方が楽しいという奔放的な考えに至ってしまいます。

世間ではそれをセフレというのか！と屈託のない笑顔をみせる沙羅…。

大樹はそんな彼女のことを外見は女らしいけど中身は男と心底感じるのでした。

 

しかしそんな彼女の恋愛観は、男からしたら非常に都合の良い者でした。 いわば「無料の練習台」として身体を使わせてもらえるのです。

大樹と沙羅の利害は一致していました。

 

 

一樹が院長を勤める産婦人科病院は、現在改装工事の真っ最中です。 院内の設備について意見を求められた大樹は病院を訪れるのですが、そこで成績不振を抄子と一樹に見せるハメになってしまいます。

一樹はすぐに大樹が女にうつつを抜かしていることを見破りますが、大樹は10つも上の女性に遊ばれているなんてことを暴露して2人に軽蔑されることを恐れました。

抄子と一樹には「セフレ」なんて汚らわしい物が理解できるわけないと大樹は考えたのです。

いや…それ抄子と一樹の原点ですからね(;'∀')

 

 

最初こそ沙羅のことを煙たがっていた大樹でしたが、今ではすっかり彼女にハマってしまっていました。

沙羅もまた実は男の汗が苦手だったのですが、不思議と大樹の汗は気にならないことに気が付きます。

そして、人がいると眠れないはずの沙羅でしたが、いつの間にか大樹のそばでは寝れるようになっており…。

2人の心の距離感には次第に変化が生まれ初めていました。

 

大樹はしだいに沙羅からの呼び出しを心待ちにするようになっていきます。

そんな折、沙羅から衝撃的なお願いをされる大樹。 なんと彼女は結婚はしたくないけれど子供だけは欲しいから大樹のDNAを売ってほしいと言い出してきたのです！

もちろん大樹はそんな申し出を承諾するわけにはいきません。 特に産婦人科医を目指している大樹には沙羅の考えが人一倍理解できなかったのです。 さらに奔放な恋愛観をもつ沙羅には、とうてい母親としての資質があるようには感じられませんでした。

大樹に反対された沙羅は怒って彼を追い出してしまいます。

 

 

ある時、沙羅は職場で赤ちゃんを抱っこさせてもらっていました。 しかし沙羅が抱っこをした途端に赤ちゃんは泣き出してしまいます。 他の人が抱っこをしても泣かないのに、沙羅だけには懐こうとしない赤ちゃん…。

大樹の言葉と相まって沙羅はなんだか寂しい気持ちになってしまうのでした。

 

 

その後、沙羅は益田という人物に誘われるのですが、彼にはなんと婚外子がいることが判明します。 結婚せずに子供を作っている…益田は沙羅にとって条件にぴったりの男性でした。

しかしなぜか益田とはその気になれなかった沙羅…。 なぜ益田はダメで大樹ならイイと思ってしまう自分がいるのか、更には自分で自分のことが理解できませんでした。

 

 

沙羅はその後、代理母になるためにセミナーを受けにいきます。

偶然その姿を見た大樹。 沙羅ならきっといい母親になれると、この前の発言を撤回します。

なんだか具合が悪そうな大樹の様子に気が付いた沙羅。 大樹はさきほどまで解剖の実習をしており、気分が悪いのだといいます。

すると沙羅はなんと大樹を解剖に慣らすために「狩猟」に誘ってきて…！？

 

 

沙羅の狩猟の腕前はさることながら、彼女がためらいもなく仕留めた獲物にナイフを入れていく様を見てただただ驚くばかりの大樹。

なぜそんな可哀想なことを…と沙羅の行為が理解できない大樹でしたが、その後大樹は沙羅の狩猟をしてから店に並んでいる肉にも感謝をするようになったという話を聞き、考えを改めます。

命を扱うからこそ自分もきちんと解剖に意義をもって取り組んでいくことを誓う大樹に、沙羅は大樹は優しいいい医者になれると言葉をかけてくれました。

 

大樹はその後沙羅に、自分との子供が欲しいと思ってくれていること自体は光栄だけれど、自分の子供を産んでくれる女性とはちゃんと結婚したいと自らの考えを打ち明けます。

そんな彼の言葉に沙羅は柄にもなくドキッとしてしまい…沙羅はしだいに大樹のことを恋人のような気持ちで見るようになっていき…。

急激に心の距離を縮める2人。

しかしそんな折、大樹のもとにある人物から電話がかかってきます…。

それは、かつての想い人―――リナでした。

 

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セフレの品格・第16巻の感想

リナがついに大樹に連絡を…！？ いったいなぜ今…？確かふたりは4年ほど音信不通でしたよね。 やっぱりリナも大樹のことをずっと想い続けていたのでしょうか？ ならなぜライブのときにあんな悲しそうな顔をしていたのだろう…。 リナの心情が気になるところです！

にしてもタイミング悪いですよね。 沙羅と本当の意味で繋がり始めたばかりだったというのに…。 これで大樹がリナのもとにもどってしまったら、沙羅は今度こそ本当に真剣な交際を二度としなくなってしまいそうです。 沙羅ならそれはそれで自分なりの幸せを見つけそうですが、なんだか後味わるいですからね～。 大樹はリナと沙羅、一体どちらを選ぶのでしょうか…。 やっぱりずっと一途に想い続けてきたリナのほうなのかなぁ～？