セフレの品格【シーズン22】・第3話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ JOUR12月号

「JOUR」2022年12月号に掲載されている「セフレの品格」【シーズン22】・第3話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

沙羅の出産当日、病院に爆破予告が届く

沙羅は意識が戻らないまま、いよいよ出産当日を迎えてしまいました。妊婦の意識が戻らない中での帝王切開手術は樹の病院でも異例中の異例なため、スタッフに緊張が走ります。

沙羅の家族が待合室に到着。大樹は手術服に着替えて立ち会うことになりました。

しかし、沙羅をひどく妬んでいる義妹がここで大問題を起こします。なんと彼女は、沙羅の手術をやめなければ病院を爆破すると脅迫文を送り付け、院内で煙型の殺虫剤を焚いて大パニックを起こしたのです。

スタッフの何人かは、取り乱して手術室を出て行ってしまいました。そのはずみに、執刀中だった樹も手にけがを負ってしまいます。

その場に残されている執刀ができる医師は、研修中の大樹だけでした。樹は、医師免許をと取得したばかりの大樹に、沙羅の執刀の続きを行うように指示をだします。

義妹の妬みがとんでもない

義妹は沙羅の実家で二世帯で暮らしています。日頃から自分と沙羅を比べては、やたらと沙羅のことを妬んでいるようした。義実家という家庭に収まってしまった自分に少なからず不満があるらしく、それとは対照的にいつまでも自由に生きる沙羅のことが羨ましくて仕方がなかったのかもしれません。

さらに義妹は、義両親の遺産が沙羅にも分配されることになるのではと懸念していました。いろんな意味で残念すぎる義妹ですが、沙羅の両親も弟も、義妹の本性には未だに気付かずにいます。

ついに沙羅が意識を取り戻す

部分麻酔にて帝王切開が行われていましたが、途中で沙羅の意識がもどりかけてしまうというハプニングが置きます。痛みでうなる沙羅ですが、麻酔医が手術室から逃げだしてしまったため、追加の麻酔を行うことなく手術が続行されました。

一度は心肺停止の状態に陥った沙羅ですが、結果的に執刀を変わった大樹は手術を無事に成功させます。

ラストシーンでは意識を取り戻した沙羅が、自らの子供と大樹と再会するシーンがハッキリと描かれています。多くの読者が臨んだ感動的なシーンが、今話にはバッチリと収録されていました。

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義妹が嫌なキャラすぎてびっくりします。表向きは気弱な女性を装っていますが、腹の中は妬みの嵐です。

というか、沙羅が直接的にこの義妹に何か悪さをしたことなんて一度もありません。なのに沙羅だけでなくその子供の命まで奪おうとしてしまうこの義妹……なんだか精神的に完全に病んでいますよね。

他人を妬む人って、妬むことでしか不幸せな自分を慰められない可哀想な人間なんだなと思ってしまいました。しかし作中では、沙羅の弟（義妹の夫）が義妹の様子の異変に気付いているような素振りもありました。もしかしたら義妹の悪事は近いうちに明るみに出るかもしれません。

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