満州アヘンスクワッド・第81話のネタバレと感想｜コミックdays

「コミックdays」に掲載されている「満州アヘンスクワッド」第81話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

関東軍憲兵隊に声を掛けられた昊天（ハオテイエン）。彼らを前に後ろめたいことがある彼は逃げることも出来ず、神美（シェンメイ）を置いて警察本部へと連行されていきます。

逃げることは叶わないと悟った昊天の頭に思い浮かぶのは、置いて来てしまった神美のことばかり。どうすれば神美を守れるのか、それだけを必死に考えている昊天の前に長谷川伍長が現れました。

言いようのない恐怖を長谷川から感じた昊天は息を呑みますが、次の言葉に安堵の息を漏らします。 "あなたは何も悪いことはしていない。"

真阿片の密売には気付かれていない、このまま無事に帰れると安堵した昊天ですが、案内された先にいた人物に目を見開きました。扉が開いた先にいたのは關（クワン）。 なぜ姉がここにいるのかと驚きが隠せません。

ですが、久しぶりの再会を喜ぶ間も無く、長谷川に命令された凡（ボン）により昊天は床へと叩きつけられました。すぐに關が止めに入りますが、凡の手は緩むことはありません。

長谷川が昊天を連れてきたのは目の前で痛めつけ、關の口を割らせるためでした。これまで冷静だった關も突然連れて来られた弟の苦しむ姿に動揺を隠せません。

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残された神美（シェンメイ）は戻ってこない昊天に痺れを切らし、家に帰ることにしました。暗い夜道を辿って、戻った家には人の気配がありません。

"戻りました。"玄関から大きな声で声を掛けると、奥にある部屋から声が聞こえてきます。いつもとは違う上ずった母の声に、恐る恐る扉を開けると阿片パイプを手に狂ってしまっている父と母がそこにいました。

阿片に手を染めた両親に驚く神美は、父の口から "昊天が阿片を売りさばいているんだ。"と思いがけない告白を聞いてしまうのでした……。

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ついに神美に昊天の事実があきらかになってしまいました。昊天は悩みながらも神美のために真阿片の販売に手を染めてきましたが、両親が阿片中毒になっているのを見たらさすがの神美も許すことは出来ないかもしれませんね。 お互いがお互いを信頼してきて、相手のためにと行動したことが裏目に出てしまいました。 2人の関係性が狂ってしまわないことを祈るばかりです。

そして、警察本部で再会した關姉弟。これまで口を割らなかった關ですが、さすがに弟が痛めつけられる姿を見たら話してしまうのでしょうか？恩師の名前を出されても口を割らなかった關なら大丈夫だと信じていますが、目の前で見るのはさすがに辛いと思います。