満州アヘンスクワッド・第68話のネタバレと感想｜コミックdays

「コミックdays」に掲載されている「満州アヘンスクワッド」第68話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

満州アヘンスクワッド・第68話のネタバレ

真阿片を模倣して作られた試作品が里山副董事長（ふくとうじちょう）に渡されました。それを根岸薫（ねぎしかおる）という、里山副董事長が阿片の鑑定士として信頼している人に渡されます。根岸は"医師であるのになぜ...？"と不信に思われていますが、モルヒネ同様に患者の痛みを和らげるために利用しているようです。 ※副董事長（ふくとうじちょう）：副会長のような存在。

模倣品を試した根岸は"桃源郷が見える。"とキマっていますが、"失敗"を告げました。"似ているようで似ていない。なぜなら真阿片は快楽を超えてしまうから…。"そう根岸は言います。

人間では味わえないような快楽をくれる真阿片について語る根岸を見て、里山副董事長は"里山機関が阿片の商売人に一杯喰わされるような、威信にかかわることは言語道断"と作り直しを命じるのでした。

里山機関とは、日本の商社が上海に設立した「宏済善堂（こうさいぜんどう）」の実質的トップにのし上がった里山が上海に構築した人脈やネットワークのことを言います。

里山副董事長は"阿片売買と里山機関を利用して、世界中に轟く帝国を作る野望を持っている。そして真阿片製造はそのための重要なステップのひとつ。"と根岸に伝えます。

里山副董事長の元に電話が掛かってきて、帰ろうとする根岸に誰かがやってくることを告げました…。

一方で昊天（ハオテイエン）は勇の"（昊天が神美（シェンメイ）を救うために新阿片を密売したことは）正しいことだ。"と言う言葉を思い返していました。勇は"悪事に手をそめ母親を救えなかったが、そのことは後悔していない。誰かを守る手段が悪事しかないなら、躊躇する必要はない。"と、そんな言葉が昊天の頭に響いています。

昊天はまず屋敷のご婦人たちに阿片の噂を流すことにしました。阿片という言葉を聞き興味を示すご婦人たちに"旦那の目を盗んで、1つだけ持ってきた"と阿片を出します。

"吸わせてしまえば勝ちだ。"そう思た昊天の後ろから阿顔覚羅（アヤンギヨロ）が声をかけました。"面白い話をしているね。ところで個人的に話をしたい。"とご婦人の前から昊天を連れ出します。

昊天は阿顔覚羅は"きっとお金を持っているに違いない。"と思いターゲットを今度は阿顔覚羅に変更します。

しかし阿顔覚羅は人気のない所で昊天に"密売品だね？警察に通報する必要がある。"と言いはじめて―――！？

 

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アヘンスクワッド・第68話の感想

いろんな所でいろんなものが動いていますね。副董事の顔がまぁあくどいあくどい！って感じなのでみなさんぜひ見てみてください。 根岸も副董事も私からしたらめちゃくちゃ胡散臭い顔しているんですが、根岸が阿片吸ってうぉー！なったあとに、これは違う。って言ったのだけは面白かった(笑)

いや、違うんかい！桃源郷の向こう行ったくせに違うんかい！ってギャグマンガにするような突っ込みをしてしまいました（　＾ω＾）・・・

昊天と阿顔覚羅ですが、阿顔覚羅は吸いたいから警察に通報しない代わりに阿片吸わせろ。って言いそうな気がして仕方ない。昊天は勇の言葉を思い出していたけど、昊天に足りないのはなんだろう、覚悟と凄み？勇はなんか見てて常に切羽詰まってましたからね。