満州アヘンスクワッド・第84話のネタバレと感想｜コミックdays

「コミックdays」に掲載されている「満州アヘンスクワッド」第84話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

昊天（ハオテイエン）の荷物から真阿片の空瓶を見つけた長谷川は、勇の潜伏先が屋敷町だと確信します。そして、部下たちに吉林全体に検問を張るように命じました。

勇が捕まるのも時間の問題ですが、その頃長谷川たちのいる警察本部には大勢の抗日分子が攻め込んできていました。 勇を追い始めた途端、襲撃してきた抗日分子。あまりにもタイミングが良すぎる事態に、長谷川は何かに勘付きます。

その頃姉の關（クワン）は、これまであったことをすべて昊天に話して聞かせました。關は"悪いことをしていないなら怯えるな。"と昊天に言い聞かせますが、昊天は真阿片を売りさばいてしまったことを白状します。 驚く關。そこへ警官が憲兵を連れて、部屋へと入ってきました。
警官に案内されてきた憲兵は、關たちの顔を見ると突然警官に殴り掛かり昏倒させました。" 遅れて悪かったな。"と言う憲兵の正体は、捕まえた憲兵の制服を奪ったバーワンでした。患者たちと共に助けに来たと笑うバーワン。しかし關は、体を労わらなければいけない患者たちに無理をさせたバーワンに掴みかかります。

< br> 怒る關にバーワンは、とにかく逃げるしかないと言い聞かせ、なぜ關と一緒にいるかわからない昊天も連れて部屋から出ました。廊下を歩きながら気になるのは、リンのことです。屋敷中探しても、どこにもリンはいませんでした。關は長谷川が凡（ボン）をリンのところに派遣するような話をしていたのを思い出し、それをバーワンに伝えます。

"凡が向かった先にリンがいる。"どうやって迎えに行こうか考えているバーワンは、目の前に現れた長谷川に目を見開きます。今は変装していますが、以前長谷川とバーワンは顔を突き合わせていました。バレるかもしれない––––––。
息を呑むような攻防が廊下で始まる頃、外では雨が降り出していました。拷問により命を落としたリンは、凡によって野ざらしの死体処理場へと連れて来られます。そっと地面にリンを下ろした凡は、その場を立ち去りました。憔悴しきったリンの頬に雨粒が一粒落ちると微かにその瞼が動いて––––––––⁉

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絶体絶命の大ピンチです！ 關と昊天を助けに来たバーワンが長谷川と迎合してしまいました。こういうときの長谷川は変に鋭いので、もしかしたらバレてしまうのではないでしょうか。後ろには關も昊天もいますし……。 しかし、不安ばかりではないです！拷問で死んでしまったかと思ったリンが目を覚ましました。その容態はもちろんよくはありませんが、リンがいればなんとかなるかもしれません。 早くバーワン、見つけてあげて！