七つ屋志のぶの宝石匣・第66話のネタバレと感想｜Kiss5月号

「Kiss」5月号に掲載されている「七つ屋志のぶの宝石匣」第65話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

園山を疑い始めた顕定は、調査を始めます。しかしそこにまた乃和や虎徹、そして緋村と食事に行くことになりました。この食事会の目的は、緋村が乃和と顕定をくっつけるため、でした。しかし虎徹の話から顕定に婚約者がいることを緋村は知り、本格的に乃和にアプローチしようかと悩み始めます。

翌日顕定から乃和と緋村に持ってこられた仕事は、デュガリーでの誕生石フェアの広告。新たに誕生石が追加されたこともあり、2人にはSNSなどで紹介してほしいと顕定は依頼しました。縁故採用のマネージャーから話を聞いていなかった緋村は驚きますが、新しい誕生石のタンザナイトのイヤーカフを身に着けると思わず胸が高鳴ります。

しかしそれはイヤーカフを身に付けたからではなく、緋村の隣にいる乃和がまじまじと自分の顔を見つめてくれるからです。有名ブランドの広告によって、一気に人気の宝石たちに名を連ねることになったタンザナイト。それは人気ドラマに抜擢されて、一躍人気俳優に名を連ねた緋村によく似ています。

===

緋村は、＜花巻いずるの晩ごはん＞という霊感のある少年の食と恋愛の物語の映画に出演することが決定していました。もちろん主演ですが、なんと17歳の役をやるというのです……！26歳の緋村には辛いものがありました。

さらにこの仕事と同時期に<オファーが来ていた緋村が尊敬する監督の仕事は、マネージャーに勝手にキャンセルされてしまっていたのです……。

"その尊敬する監督の仕事なら乃和も一緒のはず。"それでも必死に緋村は役を演じました。
その撮影の最中、また緋村、乃和、顕定、虎徹の4人で飲みに行くことになると、緋村は酔った勢い任せに乃和に本名を尋ねます。ですが芸名以外なにも公表していない彼女は、教えてくれません。

乃和の個人的な友人である虎徹と顕定とは違う、ただのファンな自分に緋村は項垂れてしまいました。
思わず"乃和と一緒に仕事したかったなぁ。と口から言葉が漏れます。

＝＝＝

そんな失敗にもめげずに、スタジオでの撮影に必死に望む緋村。そんな彼の元に、なんと乃和が訪ねてきました。隣には憧れの監督。監督は緋村を絶賛します。まるで緋村は夢見心地ですが、さらに夢は続きます。

なんと乃和と一緒に、2人でバーに飲みに行くことになりました。監督にも褒めてもらい、乃和にまで褒めてもらって喜ぶ緋村に乃和はイヤーカフをしてと頼みました。綺麗な夕暮れをバックに、2人でもう一仕事しようと笑います。

緋村の誕生石のタンザナイトの石言葉は、知性や意識を高める。いつかその石言葉にふさわしい人になったらきっと––––––。 2人で写真を撮りながら緋村はもっと頑張って、乃和の隣に立てる人になろうと決めました。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

なんだか甘酸っぱい展開でしたね。
大人な女性の乃和に想いを寄せる緋村はちょっと空回り気味ですが、乃和も好意を向けられるのが嫌ではなさそうです。なんだか年上の女性に好意を向ける年下の男の子って無邪気でがむしゃらな感じが可愛いですよね。
ちょっと殺伐とした雰囲気が続いていましたが、ほっとした展開でした。疲れたときにはちょっと読みたい内容です。

七つ屋志のぶの宝石匣・第67話のネタバレと感想｜Kiss6月号

幼い頃の一家離散事件を調べる鷹臣と虎徹。その一方、24年前の北上家一家離散事件を調べ...