墜落JKと廃人教師・最新60話のネタバレと感想｜花とゆめ2号

2020年12月19日発売の「花とゆめ」2号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」第289話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

墜落JKと廃人教師・第289話のネタバレ

ハサミを片手に取り乱す扇言…！ 自分を傷つけてどうするんだ！と扇言を落ち着かせようと取り押さえる灰人…！

そしてすぐそこのソファには、奇妙な前髪にされた一馬の姿が…！？

彼らに一体何が…！？

 

30分前の話―――。

美術室にて、なずなは一馬の前髪に絵具がついてしまっていることに気が付きました。

切ってあげると言うなずなに身を任せる一馬。 ジャキン！と切られた一馬の前髪は…思い切りパッツンな上に若干斜めで誰がどう見ても失敗そのものでした。

一馬は扇言に助けを求めて保健室へと駆け込んできます。

扇言はもともと前髪を自分で整えることがあったため、当たり障りない程度に整えることは可能でした。 しかし切る間際、なずなが先輩（扇言）に切られるなら本望だよねと余計な一言を発して一馬を動揺させたせいで、扇言の手元が狂ってしまい…。

 

そして現在―――。 扇言は失敗の贖罪するべく自分の前髪も切り落とそうと暴れ…それを灰人が止めているという図が完成していたのです。

扇言は自分の髪を切ってエクステとして一馬に提供すると言いだしますが、灰人はそんな彼女の方を抑えて髪は女の命だからもっと大事にしろ！と真剣に訴えます。

さらに男は大半がどうせそのうちハゲるから一馬のことは気にしなくていい！と断言。

問題発言になずなが今時はそういうセリフでも炎上するよとツッコミを入れます。

黒髪ロングは扇言のシンボル…だから絶対に早まっちゃいけないと必死になる灰人。 しかし扇言は、中学の頃は髪が短かった時期が自分にもあると言い出しました。

プチカミングアウトにも関わらず灰人はまったく驚く素振りをみせません。 その様子から、きっとそのころを見たことあるのだろうなと扇言は察します。 もしかしたら兄のお葬式に灰人が来ていたのかも…そんなことをぼんやりと考えました。

結局、一馬の失敗した前髪は灰人がワックスでアレンジをしてくれて逆になんだか王子っぽくていい感じの髪型に変貌を遂げます。

なずなが新しいヘアスタイルの出来を見せびらかしにいこうと言いだし、2人はどこかへ行ってしまいました。

 

2人きりになる扇言と灰人。 一馬を追いかけようとする扇言の髪をとり、灰人は彼女を引き止めます。

そして、俺の前では髪を切らせない…“お前”の物質量が減るからダメだと言って彼女の髪に口付をする灰人…。

扇言はそんな廃人を見ながら、先生がいては贖罪も叶わない…生きるも死ぬも髪を切ることすら、すべては先生の意のままなんだ―――そう実感し、頬を赤く染めるのでした。

 

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墜落JKと廃人教師・第289話の感想

灰人のセリフが思わずドキンとしちゃいましたね～！ 「物質量が減るから」だなんて…なんだか教師っぽい言い回しだなとも思いました！ 灰人らしい独特の口説き方です！

扇言はやっぱり事あるごとに「自分が一番悪い」って考えちゃうみたいですね。 今回の件だって悪いのはなずなと、なずなの言葉に動揺して動いてしまった一馬のはずなのに。 扇言はやっぱり幼少期からのトラウマやら癖やらが抜けないんでしょうか～？ でもそんな扇言の悪癖も、灰人の前では関係ないみたいですが（笑） ラストの灰人が扇言の髪にキスをするシーン…何度見てもドキドキしてしまいます！ 是非みなさんにも本誌でご覧になっていただきたいです！

今回も笑いあり！キュンあり！で読み応えのあるストーリーでした♪