婚姻届に判を捺しただけですが・第49話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ FEEL YOUNG

「FEEL YOUNG」に掲載されている「婚姻届に判を捺しただけですが」第49話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

貸主の兵頭から、2週間以内に引っ越して欲しいと言われた明葉と百瀬。部屋は散らかっており片付けなければならず、明葉が大事にしている重厚なソファーも転居先には持っていけません。実家にも置くことはできず預け先も見つからないため、明葉たちはついにリサイクルショップに行くことにします。そこでリサイクルショップの店員から、必要な時に必要な時間だけ手元にやって来るような"めぐり合わせ"は、物でもありうると言われます。その言葉で明葉は、ついにソファーを手放す覚悟を決めました。

人によって大事な物って違いますよね。受験の時に使ったペンや親からもらった時計など。明葉の場合はドラマに憧れて購入した重厚なソファーが大事なものでした。

すべてを失ったあの時でさえ、手放さなかったソファーは明葉にとって憩いの場であり、自分を取り戻す場所でもあります。そんなソファーを手放すのはすごく辛いですよね。

しかし、"めぐり合わせ"とはよく言ったもので、たしかに手放さなければいけない時はいつか来ます。それは今回のように引っ越しのタイミングかもしれませんし、人生が終わるときかもしれません。 明葉はそんな手放さなければいけないときを見極め、受け入れたようですね。

そう考えると明葉と百瀬が出会ったのも、まためぐりあわせだと思いませんか？ 最初はお互いの利害が一致した偽装結婚でしたが、たしかにお互いを必要としていました。その後もお互いを必要としてきましたが、それは偽装結婚相手としてではなく、人生の伴侶として。

きっとこの変化もまためぐり合わせですよね。そう考えると適材適所ではありませんが、必要な時に必要な物は必ずそばにあるような気がします。 これから先もきっと2人の関係は少しずつ変わっていくかもしれませんが、それもまためぐり合わせでしょうか？それとも運命というのでしょうか？

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明葉がずっと大事にしているソファー。思い返せば、物語の要所要所で登場してきましたね。明葉にとっては本当に大事なもので、購入してからの人生全部を知っている存在です。そんなソファーを手放す覚悟をした明葉ですが、ソファーの行き先はどこになってしまうのでしょうか––––––⁉

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