婚姻届に判を捺しただけですが・第43話のネタバレと感想｜FEEL YOUNG 3月号

2022年2月8日発売の「FEEL YOUNG」3月号に掲載されている「婚姻届に判を捺しただけですが」第43話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

祖母・初恵が倒れたと聞いて、急いで病院に駆けつける明葉と百瀬。

病室にいた初恵はすでに体を起こしており、どうやら大事には至っていないようでした。

初恵の体を心配する明葉たちですが、初恵はこうしていると初めて百瀬に病室で会って婚姻届けにサインしていた頃を思い出すと呑気に笑っています。

その後明葉は医者から初恵の体調に関して、今すぐどうというわけではないけれどなるべく疲労は溜めない方がいいだろうと指示を受けます。 生活に困っていないなら仕事をリタイアしてもいいのではないか、とも……。

しかしはつやで仕事をすることは、初恵の生き甲斐です。
そのことをよく理解している明葉は、医者の言葉をどう初恵に伝えようか悩みます。

すると百瀬が、だったら初恵が長く店を続けられるように自分たちでサポートするのはどうかと提案。 いずれ営業時間や日数を減らして、負担の少ない働き方にシフトチェンジしてもらえばいいと百瀬は言います。

翌日店を開けると、いつもの常連さんたちがさっそくやって来てくれました。

閉店の時間になると百瀬がやってきて、何か手伝わせてほしいと申し出てきます。

2人のおかげで一日の仕事を無事に終えられた初恵は、床に着きました。

しかしその後初恵の様子を見に来た明葉は、そこで衝撃的なものを発見してしまいます。

枕元に置いてあったのは、遺言状です。
いつ発作でポックリいくかもわからない状況なため、初恵が書けるうちに書いておこうと残したものでした……。

遺言状を見て祖母の死に現実味がでてしまった明葉は、こんなものを書くくらいなら店をパッタリやめてほしいと声をあげます。

しかし初恵はそれを拒みました。 彼女には、今は亡き夫とのある約束があったのです。

明葉の祖父が初めてはつやに訪れて酒を飲んだとき、彼はこの先60年もずっとここでお酒を飲みたいと話してきました。
それに対して初恵は、じゃああと60年しっかりと女将を務めますと返したのです。

その60年目が来年の春。
初恵は今は亡き夫との約束を果たすため、来年の春まではどうしても女将として店に立ちたかったのでした……。

初恵の気持ちを理解できてしまった明葉たちは、それ以上何も言うことができませんでした。

後日、初恵から店を手伝ってもらったお礼にと、「プレミアム宿泊券」をプレゼントされた百瀬……！
これは……いよいよお泊りデートの予感！？

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初恵が自分の命よりも大切にしていたものは、今は亡き夫との出会った当初からの約束でした。 60年来の約束を守り続けるなんて、健気すぎる初恵にうるっときちゃいましたね～……！ 約束を守れないくらいならポックリいってしまったほうがマシ…ってことなんでしょうね。

百瀬と明葉もここまで想いあえる夫婦になってほしいなと思いました♪