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最終更新日: 2023-10-31

【最新121話更新】「サレ妻の復讐~魔性の刺青~」のネタバレと感想まとめ |めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「サレ妻の復讐~魔性の刺青~」のネタバレと感想です。 文字のみのあらすじ・感想となっておりますが、ネタバレ注意です! 最新話まで定期的に更新予定です。

本ページにはプロモーションが含まれています
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目次

「めちゃコミック」に掲載されている「サレ妻の復讐~魔性の刺青~」のあらすじ(ネタバレあり)・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!

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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第122話のあらすじ(ネタバレあり)

香蓮の映画撮影が始まる

柊哉は、映画に出演したいという香蓮の意思を尊重してくれました。世間体が悪いと香蓮のメディア露出に難癖をつけてきた夫とは大違いの心の広さです。

柊哉の許可も出て、香蓮は心置きなく映画撮影に望める状況になりました。数日後、香蓮はインコを柊哉に預けて、撮影のために東京へ向かいます。

いざ始まる撮影ですが、香蓮は衣装を着てただ静かに横たわっているだけです。自分の周りでは俳優たちが台詞つきで演技をしていきます。そんな中、あることに気が付いた喜茶監督が目を見開いて……!?


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第122話の考察

香蓮の入れ墨にこめられた意味

映画出演にあたり、柊哉は香蓮に入れ墨の隠し方を教えてあげます。その際に、改めて香蓮の身体に彫られた入れ墨を見つめる柊哉。香蓮の背中に描かれた蝶には柊哉の様々な思いが込められていましたが、中でも柊哉が大切にしていたのは「香蓮を自由にはばたかせたい」という思いでした。

自由にさせたい一方で束縛もしたい

しかし、柊哉は人一倍独占欲の強い男性です。かといって香蓮を自分の束縛の餌食にはしたくありませんでした。香蓮の背中に彫られた蝶の入れ墨を見るたびに、柊哉は香蓮を独占したい感情をセーブしているように見えます。

ただでは終わらない映画撮影

ただ横たわっているだけで高額なギャラを支払われる香蓮の今回の仕事ですが、物好きな喜茶監督のことなので、途中で気が変わったと言い出す可能性は大いにあります。しかも見た目や言動に反して業界への影響力が大きい喜茶監督のワガママだと、関係者も従う他なく、香蓮もなんだかんだで喜茶監督の言いなりにならざるを得ない環境になってしまっている気がします。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第122話の感想

あらためて香蓮の体に彫られた入れ墨を見ると目を奪われてしまいます。当初は胸に彫った蓮華の花だけでしたが、今は背中一面に美しい蝶と花が描かれています。

これだけ大きな入れ墨を隠すなんてそうとう大変でしょうね。映画の衣装的には肌の露出は少ないようですが、水に濡れたりでもすれば隠した入れ墨が露わになってしまう可能性も0ではありません。

香蓮は入れ墨のことを隠し通せるのでしょうか?なんとなく、喜茶監督が香蓮の入れ墨を見てしまったら、撮りたいとダダを捏ねそうな気がしてなりません……。

しかし、柊哉からはなるべく脱がないでほしいと言われているので、香蓮がそれに応じるかは謎です。嫌がりはするけど結局まわりの雰囲気に飲まれてしまうような気はしますが……。

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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第120話のあらすじ(ネタバレあり)

DVから人形作家を救う青山

人形作家が彼氏からDVを受けている現場を見てしまった青山は、急いで警察に通報します!時間稼ぎをするため、青山は挑発するような言葉でDV彼氏の気を引きますが、その際に思い切り顔を殴られてしまいました。

ナイスタイミングで警察が到着!DV彼氏はお縄になりますが、青山が軽傷だったためにすぐに釈放される可能性がありました。そこで青山は、今から急いで人形作家をDV被害者用のシェルターに非難させること考えます。

そんな青山が頼ったのは、何時もの通り中里弁護士です。中里弁護士は愛しい青山の願いをすぐに受け入れますが、被害者の名前が「橋姫」という人形作家であることを危機、形相を強張らせて……。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第120話の考察

中里弁護士の懸念

中里弁護士は人形作家の橋姫に、青山そっくりの人形を依頼しています。そのため、青山本人と橋姫が一緒にいることを知り、自分の顧客情報が青山に漏れないか懸念しているのでしょう。もし自分がストーカーであることを知られたら、中里弁護士は本格的に青山から嫌われてしまいます。

映画出演を引き受けた香蓮

一方で、香蓮は結局、映画出演の話を引き受けてしまいました。引き受けた理由がまた意外なもので、昔飼っていた犬と喜茶監督の顔がそっくりだったからつい引き受けてしまったのだとか。そんな安易な理由で引き受けてしまって本当に大丈夫なのか不安になります。

インコは柊哉が預かることに

結局、香蓮の家に紛れ込んできたインコが物語にどう関わってくるのかは今のところ全く予測不能です。しかし、香蓮が映画出演するにあたり、とりあえずインコは柊哉のところで預かってもらうことになりました。柊哉がペットの世話をする姿なんて、あまり想像がつきませんよね。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第120話の感想

香蓮は、映画の役で台詞が全くない上に衣装を着て寝てればいいと言われたため、あっさり出演を引き受けてしまったようです。絶対に何か裏がありそうですが、純粋な香蓮が喜茶監督を疑うことはありませんでした。

青山サイドのストーリーに、香蓮の映画出演の新展開……香蓮の夫の鳴沢との離婚協議がそっちのけになっていて、鳴沢が不憫に思えてきました。

何気にインコの世話をする柊哉の姿が楽しみです。柊哉は本当にインコの世話を引き受けてくれるのでしょうか?



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第119話のあらすじ(ネタバレあり)

人形作家の裏事情

人形作家の家を尋ねると、出迎えたのは幸薄そうな地味目の女性でした。和風のゴスロリ衣装にキッチリ身を包み、オシャレなメガネをかけていますが、そばかすだらけの顔はお世辞にも美人とは言えません。

青山は、現金支払いで人形の制作を依頼したいと申し出ます。すると人形作家は、男の青山をすんなりと自宅へ招きました。どうやらこの人形作家、金に困っているようです。

しかし、依頼品はどれも10万以上はくだらないオーダーメイドのドールたち。人気作家ということもあり、彼女が金に困っている状況はどうにも腑に落ちません。

しばらくすると、何者かが人形作家の自宅に帰ってきて、違和感の理由が明らかになります……。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第119話の考察

人形作家の仕事

幸薄そうな人形作家の作品は、1体で10万円以上、大きいものは50万円から依頼を請け負い、場合によっては100万円を超える作品もありました。それなのに、人形作家が住んでいるのはボロボロのアパートで、仕事場と居住区を兼ねており、広くもなければ綺麗でもありません。稼いでる割には貧困生活を強いられている人形作家。その背景には、頷ける最もな理由がありました。

ギャンブル依存症の男と交際?

青山と人形オーダーの話し合いをしている最中、ある人物が人形作家の自宅に帰ってきます。青山はベランダに追い出されて、中の様子を盗み見る展開に。そこで現れたのは、ギャンブル依存症の男でした。どうやらこの男、人形作家に生活費を稼がせて、自分はギャンブル三昧の毎日を送っているようなのです。

搾取とDV

人形作家は、制作活動で得た収入を、この男に全て使い込まれてしまっていました。その上当たり前のようにDVまで受けています。普通に考えたら絶対に交際関係にならないような2人。果たしてこの2人はなぜ一緒に生活をし、人形作家はなぜこの男に一切歯向かわないのでしょうか。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第119話の感想

人の不幸やドロドロとした事情を見漁るのが大好きな青山にとっては、都合のいい展開になってきました。しかし、どうやらこの幸薄そうな人形作家のことが個人的に気になってしまっている青山。もしかしたらこの男性から人形作家のことを救いたいと考えるようになるかもしれません。

もしそうなれば、青山のストーカー「ゆゆ」こと中里弁護士が怒り狂って何をしでかすかわかりませんね……。下手をしたら青山が刺される事態になり兼ねません。

香蓮と鳴沢の離婚協議の行方も気になりますが、青山のストーカー被害のストーリーもかなり気になってきました。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第118話のあらすじ(ネタバレあり)

ストーカーに悩まされる青山に変化が!?

喜茶監督に初対面する香蓮。喜茶監督は香蓮の登場に大喜びですが、出会い頭に香蓮のことを「僕の死体」呼ばわりします。ここで香蓮は初めて、自分にきたオファーの内容が美しい死体の役であることを知るのでした。

一方、謎のストーカー「ゆゆ」に悩まされ続けている青山。何とかしてゆゆの正体を掴みたいところですが、本人に直接会うことだけはどうしても避けなければいけません。

そこで青山は、ゆゆが作成した青山そっくりの人形の制作者をたどり、そこからゆゆの正体を掴もうとします。人形作家の自宅を訪れると、出迎えたのは、青山が大好きそうな幸薄そうな地味目の女性で……!?


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第118話の考察

「ゆゆ」の正体

ゆゆの正体は以前から判明している通り、中里弁護士です。彼女は現在は鳴沢と香蓮の離婚協議において、鳴沢に弁護人として雇われていました。表向きはキャリアウーマンで隙のない中里弁護士ですが、裏では青山の過激なストーカーです。

青山の好みの女性

そんな中里弁護士ですが、実は溺愛する青山に対して、一度だけ「自分を彼女にどうか」と打診してみたことがありました。その時の青山の対応はひどいものです。なんと、青山はその話をただの冗談として笑い飛ばし、自分は中里弁護士みたいな強い女性には一切興味がないと断言した過去があるのでした。ちなみにその時に中里弁護士は乱心し、特注した青山そっくりの人形を破壊するという奇行に走ります。

人形作家の橋姫さん

中里弁護士が人形の作成を依頼した相手は、橋姫という個人の人形作家でした。青山は橋姫に接触を図ることにより、「ゆゆ」の正体に迫ろうと目論見ます。しかし、橋姫は見るからに不憫そうな見た目をしており、住んでいる場所も粗末なアパートに1人暮らしです。まさに青山が好きそうな負のオーラをまとっている女性でした。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第118話の感想

この流れでいくと、青山が橋姫さんに興味が湧くか恋心を抱き、それを知った中里弁護士が再び乱心するという可能性が高い気がします。何にせよ、今後のキーパーソンになりそうな橋姫さんです。

しかし、橋姫さんはおそらく青山のようなズカズカと人の心を荒らしたがる人種は、正直苦手なタイプでしょう。登場人物たちの好意のベクトルが上手い感じにすれ違っているのがおもしろいです。

両想い名乗って本当に柊哉と香蓮だけですよね。だからこそ2人の恋愛模様が映えて見えます。ただ、香蓮と柊哉にも波乱の時が迎えようとしていますよね。果たして香蓮の映画出演の話はどうなるのでしょうか。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第117話のあらすじ(ネタバレあり)

香蓮は映画監督と会ってみることにする

ユタカと共に映画音楽のメドレーをピアノで演奏する香蓮。ユタカの積極性に若干戸惑いつつも、香蓮も演奏を楽しんでいるように見えます。

香蓮は、今まで人前に出ることが苦手だった自分が、いつのまにか人前で楽しくピアノが弾けていることに気が付きました。同時に気づいてしまったのは、自分は「人前に出るのが苦手」なのではなく、「人前で失敗することを母親に見られるのが苦手」だったのだという事実でした。

ユタカにそのことを指摘された香蓮は、ユタカに促されて、一度だけ喜茶監督と会ってみることにします。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第117話の考察

香蓮の本当の性格を引き出すユタカ

人前に出るのが苦手だという香蓮ですが、ここぞというときは人前でも立派に役割をこなすポテンシャルを秘めています。ユタカの音楽PVに出演した際は、話題になるほど印象的な映像を残しましたし、カメリアのパーティーではプレゼンターを務めました。そもそも香蓮は保育士でもあります。ユタカは、香蓮が本当は人前でも能力を十分に発揮できる人材なのだと考えているようです。

幼少期のトラウマ

そんな香蓮ですが、人前に出ることに対して苦手意識があるのは確かでした。それは、幼少期のピアノの発表会でのトラウマに起因しています。実は、香蓮は若い頃に独奏者を目指して挫折した母親から、過度な期待とプレッシャーをかけられて育ったのです。「人前で母親を失望させたくない」という限定的な思いが、やがて「人前に出たくない」という漠然とした苦手意識に変わっていってしまったようなのです。

柊哉の元にマキから動画が届く

おそらくマキが送ってきたのは、ラウンジでピアノを弾く香蓮とユタカの姿でしょう。マキは単純に「いいもの」を見せる為に送ってきたのでしょうが、現在も柊哉とユタカは仲違いの真っ只中です。自分の女である香蓮がユタカと一緒にセッションしている姿を見て、柊哉がヤキモチを焼かないはずがありません。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第117話の感想

柊哉はユタカのことを許そうにも許せずに、不仲な関係が続いているママでした。といってもユタカのほうは柊哉のことを嫌っていることは一切なく、どちらかというと柊哉が意地になっているだけです。

そんな状況でユタカと愛する香蓮が一緒に楽しそうに過ごしている姿を見たら、柊哉のヤキモチが爆発することは必至!下手をしたら2人がいる場所に乗り込んでくるかもしれません!

なんだかこのまま香蓮の映画出演が決まってしまいそうな流れではありますが、柊哉は絶対にそれを許しませんよね。また、鳴沢との離婚協議も宙に浮いたままで、香蓮は本来なら映画出演どころの状態ではないはずです。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第116話のあらすじ(ネタバレあり)

映画出演を断る花梨だが……

喜茶監督に見初められた花梨は映画のオファーを受けることになりました。どうやら喜茶監督の作品は海外ではアートとしても有名で、これまでいくつもの賞にノミネートした実績があるようです。

オファーしてきた相手がすごい人物なのはわかりましたが、人前に出ることに抵抗がある香蓮は、どうしても気が乗らなくてこの話を断ることにしました。仲介役のユタカは香蓮に無理強いをしませんが、彼も彼なりに香蓮が映画の中でどのように映るのかに興味がある様子です。

ユタカは香蓮の気持ちをリラックスさせるために、彼女をグランドピアノがあるラウンジに連れていきました。何年もピアノに触れていない香蓮でしたが、鍵盤に指を載せてみると思いのほか楽しくて……?


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第116話の考察

喜茶監督について

喜茶寧彦(きちゃ やすひこ)は不思議な男でした。見た目はその辺にいそうな小太りなおじさんですが、やたらとファンシーな服を好む独特な感性を持っています。しかし映画監督としての実績は豊富で、特に海外では彼の作品がアートとして評価されていました。その理由に、画面に配置される「赤色」が見るものに強烈な印象を与えるほど特徴的だったのです。

香蓮を採用した理由

前話では、喜茶監督は香蓮を「美しい死体役」として起用したいと話していました。香蓮にこの役をオファーできないのなら映画そのものを取らないとまで言うほどに、香蓮に執着のある喜茶監督。どうやら香蓮にあてがいたいキャラクターは、この作品の影の主人公とも言える重要な役柄のようで、喜茶監督はその役を映画の看板にしたいとすら考えているようなのです。

香蓮の不思議な魅力

香蓮はあらゆるアーティストたちに求められている最高の人材です。ユタカにはPV撮影で協力を申し込まれ、彫り師の柊哉もK氏も香蓮の肌を最高の画材だと評価しています。そのあたりから考えるに、香蓮にはナチュラルな美しさが人一倍備わっていることが伺えます。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第116話の感想

喜茶寧彦監督は香蓮に強く映画出演のオファーをしてきましたが、意外にもユタカも香蓮が女優として映画に移り込む姿を見たがっていました。PV撮影の時もそうでしたが、ユタカは香蓮が画角の中に美しく収まることに感銘をうけるようです。その証拠にユタカは常々香蓮のことを「女神」だと称しています。

香蓮の美しさには惚れこんでいるようですが、決して恋愛対象としては見ていないんですね。もし香蓮を好きになってしまったら、それこそ柊哉との関係にますます溝ができてしまうことから、意図的に避けているのかもしれません。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第115話のあらすじ(ネタバレあり)

香蓮に映画出演のオファーが!?

香蓮は迷子のインコの飼い主をSNSを使って探すことにします。そんな中、ユタカから香蓮宛てに電話が入りました。

これまで香蓮に対する仕事のオファーを断り続けてきたユタカ。しかし今回ばかりは自分の一存で仕事の話を断れないと言い出します。なんと、香蓮に映画出演のオファーが入ったのです!

しかし映画監督の男は、香蓮を「美しい死体」として出演させたい模様。しかもこの監督が香蓮を見る目は、悍ましい程に厭らしい視線で……。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第115話の

映画監督の人間性

映画監督はまるで変質者のような目で香蓮の動画を見漁っていました。見た目は完全に最低な男なのに、そこそこに人を動かせる力は持っている様子ではあります。彼は有名な映画監督なのでしょうか?どうやら香蓮に演技力を求めているわけではなく、彼女が美しい理想の死体に成り得る逸材だからこそ強くオファーしてきているようです。

迷いインコの飼い主は? 結局、迷いインコの飼い主はまだ見つかっていません。しかし、ユタカが自分のアカウントで香蓮のSNSの投稿を拡散してくれたおかげで、香蓮のスマホにはすぐに何件も通知が入ります。もしかしたらインコの飼い主は意外とすぐ見つかるかもしれません。でも、そうすると今回の迷いインコエピソードが一体何のフラグだったのか謎になってしまいますね……。

なるべくメディアに露出したくない香蓮

香蓮は現在離婚協議の真っ只中で、正直、映画出演どころではありません。しかも全快のミュージックビデオ出演であまりにもマスコミが香蓮のことを追いかけすぎて、刺されたときの動画もネットに公開されたりと、少なからず香蓮は芸能界に対していいイメージを持っていませんでした。香蓮が映画出演の話を断る線はかなり濃厚です。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第115話の感想

まさか香蓮に映画出演のオファーがくるなんて!世間に認められるほどの美貌と性格の良さを兼ねそろえた香蓮。鳴沢は本当に妻として最高の女性を手放してしまったと言えます。

香蓮の意思はどうあれ、柊哉は独占欲が強いので、香蓮が大衆の目に触れるような映画出演の仕事は反対するような気がします。

それにしても監督の男の気持ち悪さが以上です!暗い部屋で香蓮の映像を見ながらポテチを食べたりカップラーメンを食べたり、とても有名な監督には見えないです。見た目はただの引きこもりおじさん……。

はたして香蓮の映画出演の話の行方はどうなるのでしょうか!それから、迷いインコのその後も地味に気になります!



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第114話のあらすじ(ネタバレあり)

香蓮の部屋に迷いインコ?

柊哉の家に手作りのパンを届けに来た香蓮。朝食を一緒に食べていると、柊哉がユタカからの引っ越し祝いでもらったコーヒーメーカーを今も愛用していることを知ります。ユタカとの関係はまだまだ修復できないとはいえ、柊哉は本気でユタカと仲違いをしたつもりではないようです。

香蓮の元に別所弁護士から電話がかかってきます。内容は、鳴沢から協議のときの反省文が届いたとのことでした。しかし香蓮は反省文の内容を読む気にすらなりません。そんな電話のやりとりの中、香蓮のマンションのベランダに一匹の迷いインコがやってきて……。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第114話の考察

食い下がる鳴沢を相手にしない香蓮

少し前の香蓮の頭の中は、鳴沢にどう対抗していくか、彼と離婚するためにはどうすべきか、ネガティヴな悩みで一杯になっていました。しかし現在の香蓮はそんな鳴沢を全く相手にしないほどにふっきれており、自分の時間を横臥することができているように思えます。

柊哉とユタカの関係性

柊哉は未だにユタカのことを完全に許したわけではありません。しかし、本当に嫌っていたのならプレゼントされたコーヒーメーカーなんか使うはずがありませんよね。もしかしたら柊哉がユタカは意地になってしまっているだけで、本当は早くユタカと仲直りがしたいのかもしれません

迷いインコはどこからきた?

唐突に現れた迷いインコ。登録名簿に記録がないことから、どうやらマンションの住人の誰かが飼育していたものではなさそうです。果たしてこのインコはどこから迷いこんだのでしょうか。ストーリーの本筋にこのインコがどう関わってくるのか、皆目見当もつきません。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第114話の感想

前話の鳴沢の堕落っぷりとは打って変わって、手作りパンで朝食をとる香蓮の優雅な姿が描写されていました。同じ離婚協定の真っ最中だというのに、2人の生活にはかなりの落差があるように思えます。

気のせいかもしれませんが、インコの右腹部にハートの模様があるように思えました。こんな特徴的な模様があるなら、飼い主は意外と早く見つかるかもしれません。インコの飼い主が実はストーリーに深く関わる大物で、ここでも香蓮と重要人物のパイプが出来上がるという展開も大いに予想できますね。

ところで最近の柊哉は頻繁に香蓮のマンションを訪れているようです。以前の柊哉と比べるとかなり積極性が上がったような気がします。前は些細なことを気にして香蓮に触れたい欲求を頑なに我慢していましたからね。鳴沢にも面と向かって啖呵を切る用になりましたし、香蓮を守りたいという想いが全面に押し出されている感じがして、男気を感じます。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第113話のあらすじ(ネタバレあり)

鳴沢のキャリアが崩れていく

DV男であることが業界にバレてしまい、鳴沢は転職に失敗。今まで築いてきたキャリアはいとも容易く崩れていきます。自業自得であるはずなのに、鳴沢はこの事態の責任を香蓮に押し付けようとしました。なんと彼は、香蓮を誹謗中傷で訴えようとしてきます。

中里弁護士に相談をもちかける鳴沢ですが、逆に「香蓮への暴行」「湯呑を投げて破壊した器物破損」についての謝罪文を書くように言われてしまいました。鳴沢はキャバクラで吐くまでやけ酒をし、堕落していきます。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第113話の考察

大物の味方をつけた香蓮

香蓮は知らないうちに業界の大物を味方につけていました。全ては香蓮がひょんなことから富豪の女子会に参加したのがはじまりです。今回、鳴沢の転職が失敗したのは、富豪の女子会に参加していた雷 宇春太太(レイウーチュンタイタイ)が香蓮の話を聞いて、鳴沢がDV男であることを知っていたのが原因でした。

鳴沢の弁護なんて眼中にない中里

依頼者である鳴沢がこの後どうなろうと、中里弁護士にとってはどうでもいいことでした。中里弁護士が気にしているのは、溺愛する青山のことだけです。彼女は鳴沢夫妻の離婚を回避できたら、青山に見直してもらえると考えているようで、それが彼女の仕事の現在の原動力になっているようです。

「誹謗中傷」というよりは「事実」

例えばDVの事実がないのに偽りを言いふらしていたのなら話は別ですが、鳴沢が香蓮に対してDVを働いたことは事実です。それを香蓮が他人に話したところで「誹謗中傷」にはなりません。鳴沢は追い詰められすぎて冷静な思考ができなくなっているようです。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第113話の感想

鳴沢のなりふり構わずな言動と行動が危機迫っている感じがして何とも言えません。離婚協定に潔く応じれば、ここまで鳴沢の社会的地位が危ぶまれることもなかったのではないでしょうか。

鳴沢のキャリアは、元々は母親が莫大な教育費を投じて基盤を作ったために出来上がったものです。鳴沢自身に仕事のセンスがあるわけではないので、たった1人で名誉挽回を図るのは少々無謀かもしれません。

そんな夫の危機的状況とは裏腹に、香蓮は順調な日々を送っています。優雅にパンを焼く姿が幸せそうな雰囲気を醸し出していました。このまま柊哉と幸せに向かってゴールインしてくれればいいのですが……そのためには夫の鳴沢や野次馬の青山がまだまだ障壁となりそうです。それはそうと、ユタカと柊哉の関係の修復も気になります。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第110話,111話,112話のあらすじ(ネタバレあり)

【110話】女々しい夫に柊哉が物申す

離婚に関する協議が行われますが、話はまったくまとまりません。それどころか、鳴沢は帰り際の香蓮を盗撮!何を思っているのか、香蓮と鳴沢が男女の関係である証拠を掴むことに必死になっています。柊哉はそんな鳴沢を目の前で「男じゃない」「情けない」と貶し、香蓮は自分の女だとハッキリとした意志を伝えるのでした。

【111話】柊哉と香蓮が指輪を贈り合う

香蓮に対する独占欲がさらに湧いてきたのか、柊哉はそのまま香蓮に高価な指輪をプレゼントするためにジュエリーショップを訪れます。その後、食事へ行き、今回の協議の内容を柊哉に話す香蓮。鳴沢が双方の弁護士の前で香蓮にDVや暴言を働き、離婚を拒む本当の理由が財産目当てであったことをうっかり漏らしてしまったことを伝えます。

【122話】鳴沢の立場が本格的に悪くなる

鳴沢は職場での居場所を徐々に失いつつありました。昔の先輩を頼って転職を考える鳴沢でしたが、離婚協議中の妻にDVを働いたことがバレて、先輩からは完全に嫌われてしまいます。転職も失敗し、離婚協議でも不利に陥った鳴沢は……。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第110話,111話,112話の考察

追い詰められた鳴沢

他社の社長を務める先輩に嫌われてしまった鳴沢ですが、背景にあるのは大株主である雷 宇春太太(レイウーチュンタイタイ)の存在でした。何を隠そう、この雷は、第98話で富豪の女子会に参加していたメンバーの1人。つまり、香蓮の味方だったのです。

香蓮から離婚にまつわる話を聞いて、すでに鳴沢のことを嫌っていた雷は、彼からの悪死守も拒み名刺も受け取りませんでした。そのやりとりを見ていた鳴沢の先輩は、大株主の雷の機嫌を損ねるくらいなら鳴沢との関係を絶とうと考えたのです。

すでに様々な業界にまで香蓮の味方が潜んでいます。鳴沢は人生をやり直すにしても一生苦労することになりそうです。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第110話,111話,112話の感想

柊哉と鳴沢が対面するシーンはワクワクしました!ついに柊哉が「香蓮は俺のものだ」と鳴沢にアピールしたのです!すでに自分から心が離れている妻と、現在の恋人的存在の2人を前に、情けない言葉でしか言い返せない鳴沢はかなり惨めでした。

潔く身を引けばまだ男気が保てたものを、財産目当てで醜く抗い続ける鳴沢。男としての魅力もなければ経済的な余裕もない、典型的なハズレ男に成り下がってしまったようです。鳴沢の最後のあがきがどれほどのものなのか注目していきたいと思います。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第107話,108話,109話のあらすじ(ネタバレあり)

【107話】夫が離婚を拒否する本当の理由

香蓮と鳴沢の間で離婚に関する協議が続いています。鳴沢は夫婦としてやり直したいの一点張りです。しかし香蓮は、鳴沢が離婚を拒否する本当の理由を知っていました。それは、鳴沢の母から香蓮に譲渡された不動産資産を鳴沢が狙っているからです。そのことに気が付いている香蓮は、鳴沢の本心を履かせるために誘導を始めます。

【108話】義母は常に嫁の味方

鳴沢の母親は、息子が守銭奴に育ってしまっていたことを嘆いていました。反対に嫁の香蓮に対しては絶大な信頼を寄せています。余命宣告を受けて入院生活を送りながらも、自分の下僕を香蓮の弁護士として遣わせ、彼女を守ることに注力していました。一方で、離婚に応じない理由が香蓮の財産目当てであることが話し合いの場で露呈してしまった成沢は、開き直って離婚を全力で拒否します。どうやら事態は離婚調停へと進むことになりそうです。

【109話】香蓮の要求は夫と不倫相手が結婚すること!?

ここで香蓮は、鳴沢と篠谷まゆみが結婚するのなら、2人の間に産まれた子供の養育費として年間1千万円を自分の財産から支払うと申し出ました。現状では鳴沢は傷害事件を起こした元不倫相手の篠谷のことを見限っているため、いくら年間1千万円が手に入るとはいえ、篠谷まゆみとの結婚だけは避けたいようで、この申し出すらも拒否してきます。

サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第107話,108話,109話の考察

鳴沢の母親は元女王様

香蓮の義母は、現在病院で寝たきりの生活を送っていました。数年前にくも膜下出血を起こし、その後、癌も発症して余命宣告までされているのだそうです。そんな彼女の元に足しげく通う男性が一人いました。その人物は、香蓮の弁護士を務めている男です。

どうやら義母とこの弁護士の男は和解頃に主従関係があった様子……?弁護士の男は義母のことを女王様と呼び、反対に義母は彼のことを豚と呼んでいました。老人と中年の今もなお続く奇妙な関係と絆に驚かされる回でした。

ちなみに弁護士の男が香蓮の弁護人としてついたのは、義母からの言いつけです。義母は愚息の尻ぬぐいとして香蓮が不自由しない人生を歩めるように取り計らってくれていました。義母に言いつけられて遺言状を作成したのも、実はこの豚と呼ばれた弁護士の男性だったようです。

サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第107話,108話,109話の感想

義母と弁護士の男に意外な繋がりがあったことに驚きました!SMの関係があったんでしょうか……。香蓮は自分の資産を投げうってでも夫との離婚を望みますが、鳴沢は単純に香蓮の財産が欲しいだけでなく、彼女が柊哉と幸せになることすらも許せないようです。どうやら香蓮と柊哉の2ショット写真を撮影して何かを企んでいるようなのですが……。




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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第104話,105話,106話のあらすじ(ネタバレあり)

【104話】ストーカーを追い払う方法に苦戦する青山

過激なストーカーに悩む青山に対し、朱川はいっそストーカーと一度会ってみてはどうかと持ちかけました。朱川は、直接相手に強気な態度をとるか、もしくは相手を自分に溺れさせて搾り取るだけ搾り取ったら風俗に落としてしまえばいいと物騒なアドバイスをしてきます。青山はそれを聞いてげんなりしつつ、もう一度、中里 悠子弁護士に相談してみることにするのでした。

【105話】青山が悠子の逆鱗に触れる!?

青山はさっそく悠子にストーカー被害の相談の電話を入れます。すると悠子は、現状では事件にすることは難しいと伝えた上で、唐突に自分を彼女にどうかと推してきました。青山はそれを笑い飛ばしてしまいます。電話を終えた悠子は、握りしめていた青山そっくりの人形を破壊!泣き崩れながら青山への想いを叫ぶのでした。

【106話】夫婦の話し合い

もはや夫婦と呼ぶべきかどうかもわからない香蓮と鳴沢ですが、弁護士を挟んで話し合いの場が設けられます。鳴沢の弁護士として話し合いに出席した悠子ですが、昨日の青山との一見のためか悲惨な顔をしていました。悠子は話し合いの最中、青山に拒絶されたことを思い出して大号泣してしまいます。

サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第104話,105話,106話の考察

ストーカー本人に相談してしまう青山

青山だってストーカーまがいなことをして他人の秘密を調べ漁っているのに、自分自身もストーカー被害にあってしまうなんて皮肉なものです。むしろストーカーさんには青山に対して一度痛い目を見せてやってほしいくらいですね。

ところでストーカーの正体ですが、青山が今回の件を相談しようとしている中里 悠子弁護士という人物こそがストーカーの張本人です。青山はストーカー行為をする本人にストカー被害の相談をしようとしているわけですね。

中里 悠子は弁護士のため、当然ストーカー行為も法を犯すギリギリのラインを厳守していました。そのため現状では青山がストーカー被害を訴えることは難しいと進言します。法に詳しい人間が相手となると、青山は手も足も出ないようです。

サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第104話,105話,106話の感想

なかなかに人間関係が複雑になっています。現在、香蓮と鳴沢は「別居中の夫婦」で、鳴沢が離婚に応じない姿勢を貫いたままです。彼の弁護士としてついているのが中里悠子という名の弁護士。そして中里は、表向きは真面目な助成を装っていますが、裏では青山という名の男性をストーカーしています。そして青山は鳴沢の部下で、香蓮や鳴沢や柊哉のプライベートを根掘り葉掘り調べてスクープにすることを趣味としている変人です。状況や人間関係が複雑なだけに、つい読み返してしまいたくなる作品だなと思いました。




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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第101話,102話,103話のあらすじ(ネタバレあり)

【101話】柊哉の出生の秘密がついに明らかに

ユタカの母親は柊哉に挨拶をしますが、柊哉は明らかにユタカの母親を警戒していました。話がこじれそうなので一旦マンションの中へ移動します。そこで香蓮は、ユタカと柊哉が実は兄弟だったことを初めて知るのでした。さらに、柊哉の母親の過去も明らかに……。

【102話】柊哉の存在を黙認し続けた能見家

実は、ユタカの母親は、夫が愛人との間に子供を設けていることに早くから気づいていました。というのも、スキャンダルを恐れた能見の一族が、柊哉とその家族に興信所を通して監視を行っており、たまたまそれに関する書類を見てしまったためでした。ユタカの母親は過去を語りながら、柊哉に自分は敵ではないのだと訴えます。さらに話の流れで、両者には共通の敵がいることが明らかに!その人物とは、もちろん例のメガネの男で……。

【103話】青山に忍び寄る陰

全ての事件に関係している青山ですが、そんな青山自身も現在ストーカー被害を受けています。ストーカーは青山の人形を作ったり、青山とのデートを妄想してそれらをSNSで発信しているようで……。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第101話,102話,103話の考察

どうしても産みたかった我が子

柊哉の母親は、愛人として身籠り、子供を産みました。不倫した相手は富豪だったため、当初は金を摘まれて堕胎を迫られたと言います。しかし柊哉の母親は、金だけ持ち逃げて堕胎を拒んで身をくらませ、16歳という若さで母親になったのでした。

壮絶すぎる母親の過去を聞いた柊哉は混乱してしまいます。無理もありませんよね……。

共通の敵の正体

柊哉に出生の真実をほのめかしてきたのも、香蓮に夫の浮気を暴露してきたのも、すべては人の秘密を暴くことに快感を得る変質者の青山の仕業でした。どこの問題にも首を突っ込んでいるのが、この青山という眼鏡の男。

どうやら能見はこの青山を強く敵視したらしく、近日中に彼を追い詰めることを決意します。青山が痛い目を見る日もそう遠くはなさそうです。

サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第101話,102話,103話の感想

ユタカと柊哉の和解が近づいてきた気がしました!今まで仲の良かった2人ですから、いつまでも不仲というのも居心地が悪いですよね。さらに、柊哉と母親の関係にもちょっとした変化があります!

ところでラストのほうでは青山とその協力者の朱川が食事をするシーンがありましたが、朱川のお箸の持ち方がものすごく妙でした!どうやら彼は日本育ちではないようですね。




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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第98話,99話,100話のあらすじ(ネタバレあり)

【98話】富豪の女子会に招待された香蓮

離婚に向けて香蓮が協力を仰いだ人物。それは、会社を経営している年配の女性・基子(もとこ)という名の女性でした。香蓮は離婚の件を内密に基子に相談するつもりでいましたが、約束の日、基子は富豪の友人らを自分の別宅に集めており……。どうやら香蓮は基子主催の富豪で年配の女性たちを集めた女子会に招待された模様です。

【99話】強力な相談役達に巡り合う

中でも能見(よしみ)という名の女性は香蓮に興味津々でした。どうやら能見は香蓮のことを前からしっているらしく、丁寧にあいさつをしてきます。話を聞けば、能見はユタカの母親とのこと!それがきっかけで、香蓮が不倫や離婚問題に直面していることが女子会のメンバーに露呈してしまいます。しかし集まった女性たちは香蓮にかなり協力的な姿勢を見せ、様々な経験談や知識を授けてくれて……!?

【100話】香蓮の夫の会社に対して発言力がある女子会メンバーたち

香蓮は、ただ離婚するだけではなく夫を追い詰めたいと胸の内を明かします。それを聞いた老齢女子会のメンバーたちは、待ってましたと言わんばかりに一斉にどこかに電話をかけはじめました。電話をかけた相手は、香蓮の夫の上司たちのようで……!?


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第98話,99話,100話の考察

香蓮の夫について分析する老齢女子会のメンバーたち

富豪で老齢な女性が多く集まる基子主催の女子会。香蓮はそもそも、こんな見知らぬ人ばかりの大所帯で、自身の離婚問題を相談することなんてできないと考えていました。

しかし、メンバーの女性たちは次々に香蓮に有力な情報を発言してくれます。その中でも、マスコミの情報だけで香蓮の夫を細かく分析しはじめました。「状況判断は甘い」が「要領はいい」し「世間の白い目を耐えて職場に居座る根性がある」。客観的かつ的確な意見を得て、香蓮は彼女たちを信用することにしたようです。


サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第98話,99話,100話の感想

香蓮は女子会の後、ユタカの母親の車に送ってもらうことになります。しかしその先で柊哉とユタカは現在、絶縁状態です。そのため柊哉はユタカの母親と一緒に返ってきた香蓮を窘めます。訳が分からない香蓮はもちろん動揺してしまいました……。

柊哉は、隠し事ばかりのユタカのことを味方ではなくどちらかと言うと敵と考えており、その母親が偶然、香蓮が向かった女子会のメンバーだったことに裏がないわけがないと考えてしまっているようでした!




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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第95話,96話,97話のあらすじ(ネタバレあり)

【95話】青山のストーカーの正体は実は……?

青山の自宅にストーカーからバレンタインのチョコレートが届きます。しかし中身はとても食べ物とは思えないほどぐちゃぐちゃの代物でした。

青山はこのことを「友達の話」として悠子に相談します。青山の相談に乗ってやる悠子ですが、彼が“汚物のようなチョコレートが届いて困っている”と言った瞬間、電話の向こうで悠子の表情が酷く歪んで……。


【96話】香蓮と柊哉の距離感が更に縮まっていく

香蓮と柊哉は穏やかな時間を過ごしていました。香蓮はもはや夫との生活を思い出すことができないほどに、心が柊哉のことで満たされています。

しかし、柊哉の中ではどうしても解決しなければならない問題が山積みになっています。自分の父親のこと、青山に執着されていること、そしてユタカと兄弟かもしれないという疑惑。

様々なことに苛立ちを見せる柊哉ですが、香蓮の傍に居るとその怒りや焦りが絆されてしまうようで……。


【96話】離婚に向けて行動を開始する香蓮

柊哉の家で食事をとる香蓮ですが、柊哉の妹の麗の姿が見えないことが気になります。聞けば、麗は香蓮と柊哉に気を遣って外で勉強しにいったのだそうです。

香蓮にとって麗に気を遣われることはあまり好ましくありませんでした。せっかく麗が安定した生活を手に入れたのに、自分がその妨げになってしまうことだけは避けたかったのです。

香蓮は、なるべく柊哉の家には寄らないと言い出します。柊哉はそれに反論し……。



サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第95話,96話,97話の考察

離婚という決着は未だつかないまま

香蓮と柊哉は順調に仲を深めていますが、2人が幸せなゴールインを迎えるには関門がいくつもあります。

まずは香蓮の夫が離婚に応じないこと。香蓮は早急に決着をつけたいと考えていますが、夫はなるべく現状を長引かせて、何とか香蓮を手元に戻そうと考えています。 また、香蓮と柊哉に異様に執着する青山の存在も無視できません。青山は趣味で2人の関係や柊哉の肉親関係の情報を漁り続けていますが、柊哉に肉体的な反撃をくらってもその野次馬根性は未だに衰えていない様子です。



サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第95話,96話,97話の感想

青山と悠子さんの関係がどうなっていくのかが気になります。あのチョコレートを青山の郵便受けに入れた犯人ってきっと……。

香蓮は離婚に向けて水面下で動いていたようで、ある人物に今回の件をすでに相談しているようです。香蓮はそのことを柊哉に打ち明け、離婚に向けて本格的な行動を起こし始めています!いよいよ離婚が実現するのでしょうか!




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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第92話,93話,94話のあらすじ(ネタバレあり)

傷害事件のその後

柊哉とユタカが異母兄弟であることが判明しました。それについて猛烈な煽りをしてきた青山を、柊哉はボコボコにします。

これにより、柊哉は自分の身辺が暫く荒れることを予想しました。柊哉は、同居している妹の麗に危険が及ばないように、香蓮に護衛を依頼します。

香蓮は暫く麗の家に泊まり、彼女のことを守ることになりました。


一方、柊哉は青山が偽物の記者だった事実を知ることに。青山の一件が警察沙汰になりかねないため、柊哉はしばらく家に帰らないつもりでいました。

しかし、行きつけのバーの店主から、傷害事件になったのならきちんと対処しなければ後々公開すると指摘され、柊哉は一度家に帰ることにします。


シャワーを浴びて自分のベッドでひと眠りしようとした柊哉。しかし布団をめくるとそこにはパジャマ姿の香蓮が寝ていて……!?

どうやら香蓮は柊哉がしばらく家に戻らないと考え、麗の護衛のために柊哉の家に寝泊まりをしていたようです!香蓮は自室へ戻ろうとしますが、柊哉はそれを引き止め、大胆にも香蓮に添い寝を求めます。



サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第92話,93話,94話の考察

香蓮がホテル生活を終える

香蓮や麗を巻き込み宅がないために自宅へ帰ることを拒んだ柊哉でしたが、女2人を部屋に残したままにするほうがよっぽど危険な気がしてしまいます。おそらく、柊哉もひと悶着あった後で冷静な判断ができなかったのでしょう。

香蓮はホテル生活に終止符を打ち、柊哉の部屋にしばらく寝泊まりすることになりそうです。このまま流れで同居が始まると2人の距離がぐっと縮まりそうではあります。

最も麗が家にいるうちは、2人でそうそうイチャつくことはできなさそうですが……。麗が意外と気を聞かせて2人の仲を取り持とうとしてくる可能性もあります。


青山に忍び寄る影

他人のプライベートを根掘り葉掘り暴くことに快感を覚えてしまっている異常者の青山。今話のラストシーンでは、そんな青山にある女性が近づきます。

ゴスロリファッションに不敵な笑みを浮かべ、青山への手紙を直接投函する謎の女性。果たして彼女は何者で、何が目的で青山のことを着け狙っているのでしょうか!



サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第92話,93話,94話の感想

傷害事件があった後なので、警察沙汰になったり弁護士を呼んだりと慌ただしくなるかと思いきや、意外にも双方が事を大きく荒げなかったようです。

しかし、今後のことも考えればきちんと弁護士を立てて事件に決着をつけることが必要ではあると思います。

ただその場合、柊哉の方が青山らをボコボコにしてしまったため、逆に傷害事件として訴えられる可能性もがかいと言うのが難点です。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第89話,88話,90話のあらすじ(ネタバレあり)

柊哉とユタカが異母兄弟だった!?

柊哉に関する“ある秘密”を知り得た青山は、週刊雑誌の記者を装って、柊哉のスタジオを直撃しました。青山はそこで、柊哉とユタカが異母兄弟であることを暴露します。

青山の言葉に動揺しつつも、彼が自分たちの境遇を嘲笑うことがどうしても許せない柊哉は、攻撃的な態度を示してきました。その場は殴り合いの騒ぎに発展してしまいます。

青山のボディーガードとして同行していた朱川は、護身用で持ってきたドライバーで柊哉を攻撃し、怪我を負わせました。それを受けて柊哉は、青山と朱川のことをボコボコに返り討ちにしてしまいます。

青山はボコボコにされる最中、柊哉の怒り狂った表情を見て、悦に浸るのでした。

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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第89話,88話,90話の考察

複雑な家族関係の全貌が明らかになる

今回までの話をまとめると、柊哉の家族関係と、彼らが抱えている問題が明らかになります。

・麗と柊哉は異父兄弟で、共に母親は「一倉瑤子(いちくら ようこ)」、芸名は新倉 瑤(にいくら よう)
・ユタカと柊哉は異母兄弟で、共に父親が能見 瑞穂(のうみ みずほ)という名前の資産家。
・ユタカの両親は一倉瑤子と能見 瑞穂。

なんとも複雑すぎる家族関係です。
ちなみに柊哉の両親の出会いは一目ぼれで、当時26歳の資産家と16歳の少女の禁断の恋でした。しかしその最中、柊哉の母親は突然失踪してしまいます。

能見 瑞穂が新しい妻を娶ってユタカを設けた理由は、ヤケクソになって親が決めた結婚にそのまま応じたからなのだそうです。


次に、この複雑な家族が抱え続けているある問題について説明します。

彼らが抱えている問題とは、おそらく、能見 瑞穂が、当時16歳だった一倉瑤子を妊娠させてしまったことだと考えられます。 社会的に地位の高い能見 瑞穂が、未成年淫行の罪を犯していたなんて公になっては大問題になってしまいます。

もしかしたら柊哉の母親である一倉瑤子は、本気で能見 瑞穂のことを愛しており、妊娠が発覚した直後、能見家を守るために自ら失踪したのではないでしょうか。

88話で柊哉・麗・一倉瑤子が会食しているシーンで、一倉瑤子は柊哉の父親について、時効が成立するまで何も説明することができないというニュアンスの発言をしています。

一倉瑤子が能見家を庇っていることは一目瞭然です。



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サレ妻の復讐~魔性の刺青~ ・第89話,88話,90話の感想

失踪したり母親の責任を放棄したりと、これまでは何かと柊哉の母親に対するイメージは良くありませんでしたが、「愛する人を守るために失踪した」「愛する人が罪人にならないように口をつぐんでいる」と考えれば、一途な女性だなという印象も受けます。

そのために子供たちを犠牲にしているのはどうかと思いますが、16歳で母親になったということもあり、一倉瑤子は大人になりきる前に母になってしまった可哀想な女性だったのかもしれません。

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