シンジュウエンド・第38話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

コウキの記憶を何としても封印しておきたい鬼嫁の舞華

鬼嫁との生活に違和感しか感じないコウキは、どうしても記憶を取り戻したくなりました。手がかりはないか家の中を探している最中、コウキは「真志と未来へ」と記された1通の手紙を発見します。

確かこの手紙は、コウキと共に心中を図った敦子が、自分の家族へ宛てた手紙でしたね。

コウキも手紙になんとなく見覚えがある様子。この手紙を読めば記憶が戻るかもしれない！と感じられた矢先……中身を確認する前に、嫁の舞華に見つかってしまいます。

結局手紙は募集され、舞華は話を誤魔化すかのように、コウキを夫婦の営みに誘いました。心は違和感を感じていても体は正直なコウキ。流される形で、舞華の言いなりになってしまいます。

一方、東京で就職を希望する鈴に、朗報が舞い込んできて……？

舞華がコウキの記憶を取り戻す邪魔をする理由

もともと舞華は、避妊用具に細工をしてわざとコウキと子供ができやすいように仕組んで、自らの妊娠をダシにしてコウキに結婚を迫ったという過去があります。要するに、コウキは舞華のことを本気で好きではないのに、責任をとるために結婚をしたのです。舞華自身も自分がコウキから本当の意味で愛されていないことを知っていたため、過去の記憶が戻るのはどうしても避けたかったのでした。

本気の不倫を思い出されたくない

コウキは結婚生活の中で、敦子と本気の不倫に走っています。離婚まで切り出してきたコウキには、娘への愛はあっても、妻に対する愛はほぼ皆無の状態になっていた可能性が高く、コウキが当時の記憶を取り戻した場合、再び舞華が離婚を切り出される可能性は非常に高いのです。

鈴が東京に！

一方で、鈴にも大きな出来事が起こりました。東京の会社と面接をすることになった鈴は、日帰りで東京へ行けることになるのですが、鈴はこの機会を利用して真志に借りていたパーカーを帰そうと考えていたのです。真志と再会できる可能性に、鈴の胸は高鳴っています。

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未だに真志に対して恋心を寄せている鈴ですが、真志のほうは例のメロンパン屋のお姉さんといい感じになりそうな予感がするんですよね。

真志もシングルファザー、相手のお姉さんもこれからシングルマザーになる予定で、状況的にも性格的にもかなり合いそうな真志とお姉さんです。

ここに鈴が入ってくると話がこじれそうな気も……一番丸く収まるのは、鈴が佑とくっついて、真志がメロンパン屋のお姉さんとくっつくことだとは思うのですが、鈴はどうしても真志のことを諦めきれない様子でした。

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