いつわりの愛～契約婚の旦那さまは甘すぎる～・第64話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「いつわりの愛～契約婚の旦那さまは甘すぎる～」第64話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

理人が契約結婚と記憶喪失の事実を知ることに

遥菜を追い出そうとする本物の梨香子。しかし理人は、記憶喪失の頭痛に苦しみながらも、遥菜と話がしたいと言い出します。

梨香子はこれを、理人が遥菜に文句が言いたいのだと解釈。また、遥菜がマンションを出ていく支度をさせるために、日を改めることにしました。

マンション内に戻った遥菜と理人は、契約結婚の事実や記憶喪失について話をするのですが……。

梨香子についていかなかった理人の心境

梨香子は遥菜をその場から追い出して、理人と2人になろうとします。そのまま理人の面倒を自分が見るつもりだったのでしょう。しかし当の理人はどことなくそれを拒否している様子が伺えました。遥菜が本物の梨香子ではなかったにしろ、自分が強く好意を抱いている相手は梨香子ではなく遥菜であるという自覚があったのかもしれません。

梨香子は自分が理人から拒絶されていると考えもしない

梨香子は、理人が別れた後も自分のことを忘れられずに、今も偽物の女を代用して愛しているのだと勘違いします。梨香子と理人にとって、遥菜は邪魔者で敵でしかないと考えているのです。しかし実際の構図は、理人と遥菜にとって梨香子が邪魔者でしかありません。当の梨香子はそんな事実に気づく素振りすら見せませんでした。

契約の内容

理人に契約結婚の契約書を見せる遥菜。そこには、契約結婚の期間がすでに過ぎていることが記されていました。そのことについて理人が尋ねると、遥菜は、記憶喪失の理人を残していけなかったと話します。しかし実際には、契約を破って理人に本気で恋をしてしまった綾瀬が、ずっと理人の側にいたくて、契約満了から目を逸らしてしまったという事実も隠されています。

遥菜が理人に渡した“あるもの”

記憶喪失と契約結婚の話を全て説明し終えた上で、遥菜は理人にあるものを手渡します。遥菜からしてみれば誠意の現れなのですが、理人にとっては更に記憶の混乱を招く行為に他なりませんでした。ここは、誰かに仲介に入ってもらい、引き続き遥菜に理人の面倒を見てもらうように取り計らうべきなのですが、控えめな遥菜がそんな大胆な選択をすることもできず……。

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ついに梨香子が遥菜と理人の関係を崩しにかかってきました。しかし、事情をよく知らない梨香子からしてみれば、確かに遥菜が梨香子を騙って理人の恋人ないし妻になったとしか見えないかもしれません。実際に理人との復縁を狙っている梨香子からしてみれば、遥菜は不届きものにしか見えないですよね。

誰かが梨香子に事情を詳しく説明する必要がありますが、気の強い梨香子がこれ以上遥菜の話を大人しく聞いてくれるとは考えにくいです。ここは、理人の会社の人間か、肉親に話をしてもらう必要がある気がします。