セフレの品格・第14巻のネタバレと感想｜大樹&沙羅編スタート

「JOUR」に掲載されている「セフレの品格」第14巻のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

セフレの品格・第14巻のネタバレ

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13巻では抄子と一樹たちが自分たちらしい幸せの形を見つけってめでたくハッピーエンドを迎えました！

14巻からは一樹の息子・大樹が主人公となり、新章がスタートします！

大樹は医学生として励んでいました。

そんな中大樹は「沙羅」という名前の29歳の女性と出会います。

最初は知人の見舞いで病院へとやってきた沙羅が、医大生として勉強にきていた大樹に興味を持ったのがきっかけです。

沙羅は結婚にこそ興味はないものの、子供だけは欲しいなという考えの持ち主でした。 生殖補助医療（精子を提供してもらって人工授精によって妊娠すること）にも興味がありましたが、精子提供を受けるには厳しい条件をクリアしなければなりません。

それだったら手っ取り早く優秀な遺伝子を持った男と行為に及んで妊娠したほうが早いと沙羅は考え始めます。

そこで彼女の頭に浮かんだのは病院で見かけてちょっと気になっていた大樹のことでした。 沙羅は大樹を子供の父親候補に考え、彼目的で病院を訪れます。

 

沙羅はフェスのチケットと自分の名刺を大樹に渡しますが、唐突に誘われて大樹は困惑。

彼女の気の強そうな面立ちは、どことなく大樹の想い人・リナを連想させるものがありました。 大樹はまだリナのことが忘れられずにいたのです。

リナは夢を叶えて現在は「RINA＋eccentric」というバンドを組んで人気を馳せています。

大樹の手の届かないところに行ってしまったリナ…。 彼は切なそうにリナのバンドのポスターを眺めていました。

 

 

セフレの品格【特別編：華江の最後の旅】

世界一周旅行の旅にでた華江。 癌は確実に彼女の身体を蝕んでいましたが、華江は最後の時間を己の欲望に従順になって過ごしていました。

今日は船内にて仮面舞踏会がある日です。 踊り狂う華江。

しかし湯水のごとく贅沢に金を使っていた華江は、ついに資産が底をついてしまいます。

頼みの夫も自己破産寸前の状態だと秘書から聞かされ…。 華江は仕方なく持っていた宝石などを売り払って3万ドルを手に入れます。

 

バルセロナにて下船した華江とフィフィ。 しかしそこで華江の容体は急変…。 彼女は病院へと運ばれるのですが…彼女の命はもう尽きかけていました。

彼女の危篤の知らせを聞いてかけつけた夫、そして華江がずっと会いたがっていたニコラス、それから最後の旅に付き添ってくれたフィフィ…彼らに見守られながら華江は今度は空へと旅立ちます。

 

最後まで女としての人生を楽しもうともがきつづけた華江。 彼女は愛する者たちに見守られながら、その生涯に幕を下ろしたのです。

 

 

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セフレの品格・第14巻の感想

華江のストーリーが収録されているとは…！ 彼女の最後がすごく気になっていたので読めてよかった…と思いつつも、やはり彼女の最後は涙なしには読み進められませんでしたね。

女性としての幸せを追い求めて美しく生き続けた華江…。 彼女の人生には不倫や劣情が常についてまわっていましたが、なぜか彼女の心はどこまでも純粋だなと感じてしまう不思議な魅力がありました。 正直すぎるんですよね、自分の気持ちに。 あまり余計なことを考えず、女として生きることを横臥していた彼女。 同性からしても羨ましい生き方だなと思ってしまうほど輝いてみえました。

さて、本編のほうは大樹が主人公で新章がはじまりましたねー。 沙羅はどうやらけっこう強引な女性のようです。 しかも奇遇にも彼女の会社は音楽系の事業を手がけており、リナのバンドのライブも沙羅の会社が請け負った仕事なのだとか…。

なんだかリナが再登場する雰囲気がプンプンしますね～楽しみです！

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