セフレの品格・第15巻のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「セフレの品格」第15巻のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

セフレの品格・第15巻のネタバレ

カップ麺に入れる卵。 それは、いつもいつも空腹だった大樹とリナのちょっとした“ごちそう”でした。

リナと過ごした日々。 それは大樹の中で「もう戻れない大切な思い出」となってしまっています。

大樹は彼女への想いを抱えたまま、今日も一人のベッドで目を覚まし、研修先の大学病院へと向かうのでした―――。

 

沙羅は相変わらず大樹にちょっかいをかけに病院にランチをとりにきていました。 なぜ自分に付きまとうのかと大樹に質問されますが、仲良くなりたいんと裏表なく正直に答えます。

嘘をつかないそんなところもまたリナに似ていると思ってしまう大樹です。

 

今日はリナのバンドの野外ライブの日―――。

大樹は沙羅の前には姿を現わしませんでしたが、実は大樹はリナの歌を聞くために会場にきていました。

そこで図らずもリナとバッタリ遭遇してしまった大樹…。

ですが久しぶりの再会だというのにリナはちっとも嬉しそうな顔をしていません。 それどころか悲しそうな表情を浮かべていて…。 彼女の落ち込み具合はファンも気付くほどでした。

大樹はあからさまに彼女の元気がないことに対して、「そんなに自分と会いたくなかったのか」と解釈してしまいます。

 

そんな不安定な気持ちでいた折、大樹は沙羅に食事に誘われ、彼女に謀られてマンションまで連れてこられてしまいました。

沙羅から積極的に行為を迫られる大樹…。 このとき沙羅は29歳、大樹は19歳です。 一回りも年の離れた2人…。

結局大樹は沙羅に焚きつけられて彼女と身体を重ねてしまいますが、不慣れな大樹は沙羅よりも先に果ててしまうという恥ずかしい結果に終わります。

単純に男として凹むと同時に、自分の軽はずみな行為を猛烈に公開する大樹。

高校では一途にリナのことを想い続けていたために誰に告白されても決して付き合うこともなく、大学で合コンに参加することもありませんでした。

それなのに。 なぜ沙羅とはこんなことまでしてしまったのか…大樹は自分のことがわからなくなってしまいます。

 

大樹は沙羅と「やるために会った」ことにしたくなかったため、彼女と食事をしに外へ出ることにしました。

出かけた先で、沙羅が自分に自信をもった強い女性であることを知った大樹。 彼はそんな彼女の強さが猛烈に羨ましくなります。

反対に沙羅は、医大生で医者の息子、しかも見た目も中身も高スペックなのになぜ大樹がこんなにも自分に自信がないのかが理解できませんでした。 （そんなところも沙羅の好みだったようですが…。）

自分を卑下する大樹ですが、沙羅はそんな彼のことを決して否定しようとはせずに受け止めてくれます。

大樹はしだいに沙羅に魅力を感じるようになっていき…。

 

その後、2人は再び沙羅の自宅で身体を重ねます。

大樹は、想い続けた初恋にサヨナラを告げ、自分を大人にしてくれた沙羅と前に進みだすのでした。

 

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セフレの品格・第15巻の感想

沙羅はなんだかパワフルでありつつもしっかりと女性らしくて不思議な魅力を持っていますね。 仕事もできる、セックスも楽しむ、でも結婚はしたくない…なんとも潔い性格です。 けっこう自由奔放に恋を楽しみたい性質のようなので、確かに結婚は向いてなさそうですよね～。 結婚したとしてもすぐに不倫しそうです。 劣情に対する考え方はどことなく華江に似ている気もします。 専業主婦だった華江、キャリアウーマンの沙羅、違いはそこだけな気がしますね。

大樹はそんな大人の魅力ムンムンの沙羅にどんどん惹かれていってしまっていますね。 なんか…沙羅の前だと大樹がだいぶ子供に見えてきてしまいます…（笑） いや実際10つも年が離れているのでそう見えてもおかしくないのですが、大樹が一樹にそっくりなのでなんだか子供っぽい仕草をみると違和感を感じるんですよね！